過去ログ - ミレイ・アッシュフォードの秘めたる想い
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◆.a46lvF.pU
[saga]
2013/09/02(月) 19:35:27.76 ID:OLWRDyUR0
「よく似合ってますよ」
彼が褒めてくれた。
店内にある鏡で見てみる。
キラキラと蝶が光って可愛い。
「どうですか?」
「うん、いいと、思う……」
「なら、これでいいですか?」
他の髪留めも見てみるがこれが一番可愛い。
「うん、私これが一番好き」
「そうですか、ならそれをプレゼントさせてもらいます」
そう言って彼は私の髪を留めていたバレッタを取った。
その拍子に彼の手が私の頭に触れる。
それだけで心臓がバクバクと騒ぎ出した。
彼はバレッタを手に持ち、他にも買うべきものがないか店内をウロウロ。
結局、漆器を何点かと螺鈿のバレッタをもう1点購入した。
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