818: ◆g57b5LtYaYY5[sage saga]
2013/12/21(土) 07:58:34.07 ID:7jy44ndyo
?「京ちゃん!」
誰だ?
?「京ちゃん!!」
誰かが俺の名前を呼んでいる。
暗闇が裂け、光が漏れ入ってくる。
自分が目蓋を開きかけているんだと気付き、そのまま一気に開け切る。
差し込む光量に、一瞬網膜が灼かれるがすぐに眼球が明度調整を行い、それに合わせて視界が戻ってくる。
目の前にあったのは唇。
小皺の見える鼻梁。
シミの浮いた浅黒い肌。
顎先にたくわえた髭。
白んだ眉毛。
禿げ上がった額。
それらをパーツとしたどう見ても中年男性の顔面が俺へと迫った来る。
京太郎「うわああああああああああああっ!?」
その横っ面を盛大に殴り飛ばしてしまった。
いや、だって……おえ、夢に出そう…………。
?「ほう? 元気そうじゃないか?」
声とともに起き上がってきたのは、
京太郎「大沼プロ!?」
大沼「如何にも、ワシだ」
京太郎「え、あれ? なんで大沼プロが?」
大沼「決まっておるだろう。お前の貞操をいただくためだ」ジュルリ
京太郎「」
次回。
【たった一人の最終決戦】
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