13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/01(日) 07:51:42.44 ID:InD/KiKc0
「はい、お待たせいたしました」
遠目にそのやきそばを確認する。
色は薄い。塩味なのだろうか。具材はニンジン、キャベツ、豚肉? が入っていた。
男性客は待っていたと言わんばかりにやきそばを頬張った。
そして笑顔で女性店員に言う。
「いやぁ、相変わらず旨いわ」
「ふふっ、いつもその感想じゃない」
「いやぁだっておいしいもの。またこれから面接だから、元気つけないと」
「あら、本当に? どう、決まりそう?」
「うーん、どうだろう……でも、これ食べれば頑張れる気がするよ」
「まぁ、上手いんだから」
若い男性はそう言って、またやきそばをかきこんでいく。
何と言ったらいいのかしら。
食べても食べても、お腹が減ってしまう。だからどんどんかき込んでいるだ。と言わんばかりの食べっぷりだった。
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