20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/01(日) 07:56:45.42 ID:InD/KiKc0
「じゃあ……私が、作ってきてあげましょうか?」
「え、えぇ?」
「この前から私、また上達したのよ。だから……貴方の分も、作ってきてあげるわ」
「いや、それは……留美さんに迷惑が……」
「あら、大丈夫よそのくらい。自分のも作ろうと思っていたし、そうしたら二人分作るのも一人分作るのも同じ事だから」
「で、ですけど……」
「……それとも、私の料理は食べたくないかしら……」
「い、いえ違います! この前作って頂いたのも、おいしかったですし……」
「……それなら、やっぱり私が作ってくるわ。貴方は私の……パートナーなんだから。
体調にも、気をつけて貰わないと困るわ」
「……なら……お言葉に甘えて、お願いします」
彼は恭しくお辞儀をした。
何だかそれがおかしくて、そして何だか恥ずかしくて私は少し笑ってしまった。
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