過去ログ - やはり比企谷八幡は雪ノ下陽乃には勝てそうにない。
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279:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/10(木) 00:35:57.52 ID:ZICDxM6G0
「どうしたの?比企谷君?さっきから黙っちゃってー。」
「八幡?何とか言いなさい。」
「えっ・・・ああ・・・。」

どうするべきだろうか・・・。
今はっきりと言うべきなのだろうか。
今言わないと・・・次に雪ノ下陽乃に会える機会はいつになるかわからない。
だったら・・・話したい。二人きりで・・・。

「陽乃さん、ちょっと来てください。」
「え!?ちょっと!?」

俺は雪ノ下陽乃の手を掴んで部屋を出ようとする。

「は、八幡!?どこに行くの!?」
雪ノ下雪乃に行く手を阻まれる。

「すまん雪乃・・・。今は・・・陽乃さんと・・・二人で話があるんだ。」
「・・・。」
一瞬、雪ノ下雪乃は唇を噛み締め、俯いた。
肩を見ると、少し震えているようにも見える。
しかし数秒経った後、顔を上げて、黙って部屋の奥に行ってしまった。

「悪い・・・。」

雪ノ下雪乃のどこか寂しそうな後ろ姿を背に、俺は雪ノ下陽乃を連れて、近くの公園に向かった。



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