過去ログ - やはり比企谷八幡は雪ノ下陽乃には勝てそうにない。
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以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/06(金) 00:35:08.12 ID:U4d1ntJb0
俺が雪ノ下陽乃に連れてこられた場所は俗に言う個室のダイニング居酒屋だった。
案内された席は掘り炬燵タイプ。雪ノ下陽乃とは向かい合わせに座った。
俺達は席に着き、とりあえずメニューを見る。
「比企谷くーん、何飲む?何食べる?あ、飲み物は飲み放題だから好きなだけ飲んで良いからね!あ、後今日はお姉さんが奢るから!好きなだけ食べて良いよ!」
「え、でも・・・それは・・・」
「さすがに高校生にお金を払わすのはお姉さん的にないかなーって。」
「は、はぁ・・・。わかりました・・・。ではお言葉に甘えます。」
そしてメニューに一通り目を通す。
女子が好きそうなメニューというか、男性だけで来るようなところではないのがすぐにわかった。
それにしても、注文がタッチパネルでできるのはポイントが高い。
導入時の経費はかかるかもしれないが長くやっていくことを考えれば人件費と比べたら安いだろう。
あとこのシステムは店員を呼んでも来ない、とか店員と話すのが嫌だって人にも優しい。
「とりあえず烏龍茶と・・・タコライスにします。」
「了解!注文しとくねっ。」
雪ノ下陽乃はすぐ横にあったタッチパネルを取った。
「あ、俺がやりますよ。」
「いーのいーの。このお店はお姉さん結構来るから慣れてるの。」
「はぁ、そうですか・・・。」
そうして雪ノ下陽乃はタッチパネルを操作し、注文を済ませた。
「そういえば雪ノ下さんは何頼んだんですか?」
「んー?私が何頼んだのか気になる?」
雪ノ下陽乃はニヤニヤしながら質問を返してきた。
「まぁ・・・一応。」
「お、少し素直になった?んー、じゃあ来るまでのお楽しみってことで。」
なぜかここで注文内容を教えてもらうことができなかった。
いったい何を頼んだのだろう。余計に気になってしまう。
「すいません、俺ちょっとトイレに・・・。」
しかし、トイレに行きたい気持ちが勝った。
家を出る前に飲みかけのマッ缶を飲み干したのがいけなかったか。
「はーい、いってらっしゃーい。」
笑いながら手を振る雪ノ下陽乃を背に、俺はトイレに向かった。
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