過去ログ - やはり比企谷八幡は雪ノ下陽乃には勝てそうにない。
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以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/07(土) 23:03:13.19 ID:s8xPpmFe0
「姉さん・・・一体何しに来たのかしら。」
雪ノ下雪乃が部室にやってきた雪ノ下陽乃を睨む。
「やだなー、そんな怖い顔しないでよ雪乃ちゃん。」
雪ノ下陽乃は笑いながらそう答えた。
この二人のやり取りは相変わらず。そう安心していた矢先だった。
「あのねー、今日は雪乃ちゃんに聞きたいことがあって来たの!」
「なにかしら。早く要件を言って頂戴。」
「えっとねー。」
雪ノ下陽乃はチラッと俺の方見てニヤッとした。とても嫌な予感がした。
「雪乃ちゃんから比企谷君を貰ってー、私が比企谷君の彼女になろうと思って!」
「なっ!?」
突然の雪ノ下陽乃の発言。思わず俺と雪ノ下雪乃の声が重なる。
「な、なにを言っているのかしら姉さん。この男に関わるとロクなことがないわよ。だからやめておきなさい。」
「えー、そう?比企谷君はおもしろいと思うけどなー。」
動揺する雪ノ下雪乃に対し、雪ノ下陽乃はニヤニヤと笑みを浮かべている。
「だいたい、姉さんがあの男と恋人になったとして、何の得があるのかしら。損しかないと思うわよ。」
「ちょっと待て、損しかないってどういうことだ。」
「比企谷君は黙ってなさい。」
「は、はい・・・」
反論しようとしたら雪ノ下雪乃に発言権を奪われてしまった。
「まぁまぁ雪乃ちゃん。損得感情だけで恋人になるわけじゃないでしょー?それに私は、比企谷君と一緒なら楽しいなーって思っただけだよ。」
そう言った雪ノ下陽乃は俺の元に来て腕を組んできた。当然、胸があたる。
こうしてみると、この胸を好き放題にしたことがあるのが嘘のようだ。
「姉さん、その男にあんまり触れると妊娠するわよ。」
「えー?この前はしっかり避妊したから大丈夫だよね、比企谷君?」
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