過去ログ - やはり比企谷八幡は雪ノ下陽乃には勝てそうにない。
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86:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/08(日) 23:02:14.05 ID:TETu/bcT0
「なっ!?」
突然の出来事に驚く俺と雪ノ下雪乃。
そんな俺と雪ノ下雪乃にはお構いなしに、キスを続ける雪ノ下陽乃。
気がつけば舌が入ってきている。
こういうことをしている時と言うのは、思考がとてつもなく鈍ってしまう。

「や・・・やめなさい二人共!」
雪ノ下雪乃がキスをしている俺達を引き離した。

「あれ、どうしたの雪乃ちゃん?比企谷君が誰と付き合おうが関係ないんじゃないの?」

「そ、それは・・・。」
勝ち誇ったような雪ノ下陽乃の顔。それに対して敗北感のある雪ノ下雪乃の顔。

「雪乃ちゃん、この際だから全部言っちゃえば?」
「ね、姉さん、ちょっとこっちへ。」

雪ノ下雪乃と雪ノ下陽乃は教室の隅へ。
そこで小声で話されると俺からは何も聞こえない。

「で、でも・・・。」
「このままだと本当にお姉ちゃんが比企谷君の恋人になっちゃうよ?それでも良いの?」
「そ、それは・・・。」
「ほら、だったら雪乃ちゃんも比企谷君に告白しないと?多分比企谷君は雪乃ちゃんの気持ちに気づいてないよ?」
「はぁ・・・わかったわ。本当なら・・・こんな形で言うつもりではなかったのだけれど・・・」
「気にしない気にしない。このまま放っておいても雪乃ちゃんと比企谷君の間に進展があるとは思えないよ?」
「否定できないのが悔しいわ・・・。」

雪ノ下姉妹の話は終わったのか、二人は振り返って俺を見る。
そして数秒後、雪ノ下雪乃がゆっくりと俺の方に向かってくる。

「話はもう終わったのか?」
「ええ・・・。」
雪ノ下雪乃の返事はどこか弱々しかった。
「で、まだなんかあるのか?」
「比企谷君。今から大事な話をするから。それと、一度しか言わないから良く聞いておきなさい。」
「お、おう・・・わかった。」
俺が返事をした後、雪ノ下雪乃は深呼吸をした。そしてこう言った。

「私は・・・比企谷君のことが好きです。だから・・・私の恋人になってください。」



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