過去ログ - 八幡「やはり俺の妹がこんなに可愛いのは間違っている」
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55:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/19(木) 00:26:11.89 ID:q3NCc0Quo

八幡(…くそっ、小町の奴どこに行ったんだ…?あのまま直ぐに帰ったとは思えないし…)タタタタ

八幡(なら小町が行きそうな場所は…やっぱりあそこか…?)ダッシュ!


――――――
――――
――

夕方 とある公園

八幡「……やっぱりここにいたか、小町」ハァハァ

小町「……はぁ…あれだけおぜん立てしたのに小町を追いかけちゃうなんて…本当にお兄ちゃんはごみいちゃんだね…」

小町「全く、どうして…?せっかく小町はもうちょっとであきらめがつくところまで来れたのに…!どうしてお兄ちゃんは邪魔するの…?」

八幡「…それは…」

小町「…お兄ちゃん、覚えてる?昔一人が嫌で小町が家出した時にこの公園のベンチでずっと一人で座ってたら、あのお兄ちゃんが珍しく今みたいに血相を変えて汗びっしょりになりながら小町を探しに来てくれたこと」

八幡「…そうだな、覚えてるよ」

小町「じゃあその後帰り道で交わした約束も…覚えてる…?」

八幡「あぁ…忘れてない」

小町「そっか…いやーあれだけあざとくポイントポイントって言ってたらさすがのお兄ちゃんでも思い出すかなって期待してたけど…やっぱり覚えててくれたんだね…」

小町「でもねお兄ちゃん、小町がいくら頑張っても、小町がいくらお兄ちゃんを好きになろうと兄妹で結婚は出来ないんだよ?」

八幡「…知ってるさ」

小町「なら駄目だよ…せっかくお兄ちゃんをよく想ってくれてる女の子が2人もいるなら…そっちを大事にしなきゃ!こんな出会いお兄ちゃんにはもう二度とないかもしれないんだよ?」

八幡「二度とないは余計だ。あとな、確かに雪ノ下も由比ヶ浜も今では俺にとってすごく大切な存在だけど…」

八幡「だけど!それ以上に小町は俺の妹であって、俺は小町を―――」


八幡「俺は小町を愛してる!」


小町「……!!」

八幡「兄妹?血縁?近親?そんなの二人の愛に比べたらどうって事ねーよ!もうむしろこのまま駆け落ちエンドまで俺は想定してるぜ!例え世界が俺達の敵になろうと俺は小町をいつまでも守る!何があろうと小町を愛し続ける!」


小町「……ばかだなぁ、お兄ちゃんは…うん、本当にばかだなぁ…」グスッ

八幡「っておい小町…泣いてるのか…?」オロオロ

小町「……なんか嬉しくて…もう、ごみいちゃんのくせに本当に小町の計画の邪魔ばっかりするんだから…!」

八幡「…それは…お互い様だろが…」


小町「えへへ、お兄ちゃんありがと…小町もお兄ちゃんの事は世界の誰よりも大好きだよ!でもね、小町はやっぱり…お兄ちゃんとは付き合えない!」

小町「…本当はお兄ちゃんと結婚できたら死んじゃってもいいかな?ってくらい大好きだけど…でもやっぱりそれはできない」

八幡「……そうか」

小町「…だから…だから今日だけ、今日いっぱいだけ…」


小町「小町はお兄ちゃんのお嫁さんになっても…いいかな?」


八幡「…ああ!愛してるぜ、小町!」

小町「…小町も…小町もお兄ちゃんの事、大好きだよ!!」チュッ!


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