過去ログ - 上条「アイテムの正規メンバーですか」
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209:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/07(土) 18:13:20.82 ID:NCkhpD6r0


「へっ、やってやったわ」

少女は超電磁砲の放った方を見て、憎き宿敵の焦げた帽子しかないことを確認する

(あれ? これ私、跡形もなく消しちゃった!?)

少女は今まで自分の能力を消す人間などに会ったことはなかった
そのため超電磁砲を本気で放ってしまっていたのだ

「ま…まあ、元ならあんな奴いなかったのよ」

「それ誰のこと言ってんだよビリビリ中学生」

チャキ

少女は後ろで宿敵の声を聞き、彼の手が頭の上におかれ、銃を突きつけられてる感覚を覚える

「生きてたんだ。けど、私に銃は効かないわよ」

少女は砂鉄で銃を貫こうとする

(演算開始……終了!)

…………

しかし、いつまで経っても砂鉄は集まらない

「……あれ? なんで……!?」

「だから言ったろ」

「お前の常識(能力)は俺には通用しねえって」

少女は実感する

この男が言ってることは本当だ
演算しても演算しても砂鉄や電撃が出ない
これはすなわち今、宿敵の持つ銃で簡単に殺されてしまう

ということに

「き、急に何よ! アンタ能力者なんでしょ!? しかも能力を打ち消す能力を持つ! なのになんで能力者狩りをする無能力者のクズ共を庇うのよ!!」

「こいつらは能力者狩りなんてしてねえよ。やってるのは違う組織だ」

「しょ、証拠はあるの? 無いでしょそんなもの!」

「はあー、なら連れて行ってやるよ。本物のところに」

「……なんで、私を止めたのよ。スキルアウトなんてどいつも一緒でしょ!? いつかこいつらも同じことやるに決まってるわよ!」

「Level5のくせに無能力者狩りしてる奴がなに言ってんだ」

「……しょうがないじゃない。同級生が強姦されたのよ!? 許せると思うの!?」

「そんなこと、俺やコイツらには関係ないね」




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