過去ログ - 上条「アイテムの正規メンバーですか」
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◆Ks/3680U6o
[saga]
2014/01/23(木) 21:13:04.49 ID:4qOXxXZS0
〜サイド麦野〜
超能力者、麦野沈利の周りには青白い光が浮かび、その光の球体から光線が発射されていた
麦野「ほらほらほらほらっ! い〜つまで逃げ回ってる気だ、この粗チン野郎がぁ!」
その光線を『発条包帯(ハードテーピング)』を使用している駒場利徳は超人的な動きでかわしていく
しかし目標を失った麦野沈利の『原子崩し(メルトダウナー)』は、駒場がこの戦場に仕掛けた網を断ち切っていった
駒場「……少しは加減して欲しいものだな。能力者」
麦野「そんだけ動けるとはたいしたもんじゃない。でもね、それだけじゃ勝てないんだよっ!」
麦野は駒場の動きを先読みして原子崩しを放つ
それを駒場はなんとかかわすことでダメージを受けずにいたが、それと同時に攻撃へと転じられずにいた
駒場が今まで麦野の放つ光線を避けていたとは言え、それはギリギリの状態である
『発条包帯』により駒場の身体は動けば動くほどに痛めつけられ、その肉体を徐々に蝕んでいた
駒場(……風? 能力者の攻撃で風が入ってきたのか)
駒場「……撹乱の羽(チャフシード)が無効化される……」
駒場(……電波が回復して仲間を呼ばれるのは避けなければ……)
駒場にとって、偶然にも麦野ただ一人をこの場へと誘導出来たのは嬉しい誤算だったが、この場で何人もの格上の能力者と戦うには状態は整ってはいなかった
最悪のケースを避けるために駒場は迫り来る原子崩しの中、最短の攻略を目指し始める
一方、今の今まで自身の原子崩しが避けられ続けているこの状況が、自らに好転しないことを麦野は苛立っていた
チッ、と麦野は舌打ちをする
麦野「埒があかねえ。……こうなりゃ『目標』は変更だな」
駒場「ッ!?」
麦野はそう言うとニヤリと顔を妖しく歪めた
駒場には、その顔が悪魔が微笑んだように見えていた
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