過去ログ - 上条「アイテムの正規メンバーですか」
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913: ◆Ks/3680U6o[saga]
2014/01/25(土) 01:11:15.91 ID:3ExYfU+L0



〜サイド??〜



??「うっ……俺は……ッ!」


??「リーダーはッ!? ……アイツに左腕をやられて、その後……待機していた奴にビームみたいなやつを放って……ッ!!」


??「あの後、俺にも撃たなかったか……?」


男は自身の上に乗っている瓦礫を押しのけ立ち上がる
そして、上半身がなくなってしまった『人だったもの』を発見する


??「うっ……うっぷ……おぇっ…」


男は『それ』から漂ってくる激しい血の匂いと死臭に胸の奥から何かがせり上がってくるような違和感がして、むせる


??「もしかして……リーダー……?」


男は気がついた
気がついてしまった

なぜ自分が生きているのか
なぜこの『何か』にどうしようもない悲しみを感じるのか
なぜこんなにもやるせない怒りと後悔が自分の内側から溢れ出てくるのか


男は気がついて、自分を憎んだ


今回、リーダー――駒場利徳が考えた作戦はこうだった


『発条包帯』を唯一自在に扱える駒場が囮かつ主戦力として暗部の能力者と戦う
その時に『撹乱の羽』で電波を乱し仲間を呼べない状況を作る
駒場自身で倒せる相手ならば単独での殲滅を主とするが、倒せない場合は隠れた二人がたまたま二台手に入った大型拳銃『演算銃器(スマートウェポン)』でトドメをさすというものだった
そのタイミングは全て駒場の判断による
計画当初、計画自体は完璧だと思われた
『発条包帯』が通じなかったのはLevel5の序列第三位、超電磁砲の御坂美琴の神速の電撃のみだったのだから
唯一の心配事と言えば、どれだけ多数の暗部の人間が一度にこの場へ集まってくるかだけだった

しかし、結果は惨敗
相手はただ一人
にも関わらず、駒場は『演算銃器』を使うタイミングすら与えてもらえず、少しの殺気で居場所が特定され最終的には二台の『演算銃器』は瓦礫の下になってぐしゃり





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