過去ログ - バードウェイ「ようこそ、『明け色の陽射し』へ」 〜断章のアルカナ〜
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190:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/25(水) 11:50:20.14 ID:r370C9Yf0
 が、『砂煙』である以上、どちらが摩耗しているのは一目瞭然な訳で。

一方通行「だよなァ。こォなるよなァ?」

 一方通行の突き出した腕はそのまま。ゴーレムは右腕の肘辺りまで崩れ落ちている。
 どちらかと言えば長期戦が得意な魔術師。片や制限時間付きではあるが、学園都市最強。

 瞬発力に於いて勝てる物ではない。

 が、一方通行は心の中で僅かに首を傾げる。

一方通行(一撃でぶち壊して、後ろのハバアごと潰すつもりだったンだがなァ?妙な力、つーか魔術師相手だとちっと面倒臭ェ)

一方通行(魔術を使わせられる、なンてェとンでも体験は一回キリだ。これ以上付き合うつもりもねェが)

 ドォン、と人型の土塊が床に手をつく。手応えがなさ過ぎる。

一方通行「オイオイもうオシマイってェ訳じゃねェだろう?俺をこれ以上怒らせンじゃねェぞ、あァ!?」

 実際の所、これだけの大質量を人型にして操る能力であれば、最低でもレベル3。継続時間によってはレベル4であってもおかしくはない。

 相手が悪すぎる――学園都市の人間であればそう諦観してしまう事であろう。
 そう、それが『只の能力者でしかない』のであれば。


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