過去ログ - バードウェイ「ようこそ、『明け色の陽射し』へ」 〜断章のアルカナ〜
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257:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/01(火) 07:45:54.52 ID:X7KuMeYY0
芳川「待って?その人確か、失踪してる筈だけど」

一方通行「知り合いかァ?」

芳川「何十人もいる共同プロジェクトに入った事があるだけだから、会話は殆どしてないわ」

芳川「『天才』って言葉が物足りないぐらいの結果を出していた研究者ね」

芳川「専攻は能力開発、だけど。彼が何かしたの?」

一方通行「あァまァ。俺はクソ木原に呼ばれて行ったら後ろからブスリ、だ」

一方通行「だがそこにいたのはその木原数多じゃねェ。ただのガキで」

一方通行「そついが反射を貫通させやがったンだよ」

芳川「状況が理解出来ないんだけど……?」

一方通行「あァ。木原数多の方は何回か『手首の返し』?でボコボコにされたンだが、そいつは全く同じ精度でしやがったンだ」

一方通行「そン時に漏らしてた言葉が『インストール』だなァ」

バードウェイ「クロムウェル。お前はどうだ?」

シェリー「……」

上条「頼むよ、アイツをぶん殴るために必要なんだ」

シェリー「あー……私に接触した木原は『20年に死んだ奴のクローンを作ってやる』って」

芳川「……悪い噂は聞いていたけど、ここまでとはね」

一方通行「けっ!どォ見ても悪党顔だろォがよ」

バードウェイ「お前も大して変わらんが。他に何か言ってなかったか?」

シェリー「私が『それはエリスじゃねぇ!』って言ったら、『学習装置で記憶や性格をインストールすりゃいい』……クソが!」

上条「ここでも『学習装置』か」

バードウェイ「後は二人が顔を合わせて、ある小娘――木原円周を取り合った」

バードウェイ「片方は割り切るため、もう片方は割り切らないため」

バードウェイ「狙いはもう一つ深い所にあったんだが、まぁかいつまんで言えば『共倒れ』だ」

バードウェイ「両方をつぶし合わせ、そっちとこっちを仲違いさせる。それだけが目的」

バードウェイ「まぁそれはそこ馬鹿者が止めたので事なきを得たんだが」

上条「全ての黒幕は円周で、その円周は『木原数多』がインストールされていた……!」

バードウェイ「以上により我々は『木原数多』との抗争に突入した――ん、だが。問題が一つ持ち上がる」

一方通行「木原くゥンは俺がぶち殺してンだよなァ。確実に」

シェリー「あぁ?それじゃ仕組んだのは別の人間って事かよ?」


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