過去ログ - バードウェイ「ようこそ、『明け色の陽射し』へ」 〜断章のアルカナ〜
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267:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/01(火) 08:16:46.60 ID:X7KuMeYY0
一方通行「オマエみてェに不殺を貫く義理はねェし、そっちの方が良いと判断すりゃ迷いもねェし」

一方通行「そンな俺だから言わせて貰う。『木原』は、あの『木原』は鬼子だァな」

一方通行「あンなガキっぽいナリをしてンのも全部擬態で、本性は虫みてェな野郎だって可能性もある」

一方通行「気ィ許したつもりでも、実は喉笛に食いつかれてンのはどっちだ、ってなァ?」

上条「……その、さ。俺は、まぁ人を見る目はないし、はっきり言やぁ不幸だけども」

上条「それでも、信じた相手に裏切られた事はないんだよ」

バードウェイ「ふん、皮肉のつもりか?」

上条「お前は違うだろ。裏切ったフリをして、世界を救おうとしただけだ」

上条「でも、結局はまた、戻ってきてくれただろ?俺を信じてくれたよな?」

上条「お前もそうだよ一方通行。確かにお前はそう『割り切って』生きていこうとしたんだと思う」

上条「だからもし、お前の前にお前が殺した奴の家族が来たら、俺も一緒に頭を下げるよ」

上条「そんな『価値』がある友達だって、そんな事が出来る相手だって教えてくれたのはお前じゃないのか!?」

上条「お前が打ち止めにした事は、誰が何と言おうと『正しい』よ。それは俺が、保証する」

一方通行「……バカじゃねェのか?ほンっとォに」

上条「目の前子供一人助けようとして、学園最強を失いそうなったバカに言われたくはねぇよ」

シェリー「バードウェイ」

バードウェイ「……わかったよ。ならばそれもお前の『運』に賭けてみよう」

バードウェイ「情報云々に関してはお前に任せる。好きに話せばいい」

上条「ありがとう」

バードウェイ「上条、上条当麻!」

上条「……ああ」

バードウェイ「ただ一つだけ約束をしろ。私はお前を『信じた』、だから――」

上条「――俺もお前を『信じる』よ。何があっても」

バードウェイ「結構。では作戦に移りたまえ」

上条「了解――っとそうだ、バードウェイ」

バードウェイ「何だ」

上条「もし円周が何かして、危なくなった時には俺が責任取るから」

バードウェイ「生意気言うな。私を守るなんざ10年早い」

上条「あれ、周期短くなってね?」


※今週の投下は以上となります。読んで下さった方に感謝を


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