過去ログ - バードウェイ「ようこそ、『明け色の陽射し』へ」 〜断章のアルカナ〜
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336:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/14(月) 12:52:01.53 ID:Q0LxgS/b0
――帰り道、終り

男「『ぶ、ぶはははははははははははははははっ!』」

 血を吐く――と言う吹く――上条の言葉にも、一層深さを増した闇には届かない。
以下略



337:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/14(月) 12:53:27.58 ID:Q0LxgS/b0
上条「ウルセェよっ!円周っ!」

 地を這う体力すらなく、上条は声を振り絞る。
 そんな彼に、彼女は『いつもの楽しそうな満面の笑み』で応える。

以下略



338:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/14(月) 12:54:26.23 ID:Q0LxgS/b0
――病院 朝

上条「――」

上条「……?」
以下略



339:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/14(月) 12:55:50.86 ID:Q0LxgS/b0
一方通行「俺みてェな最悪のクソッたれがあのチビと出会って、ちょい最悪のクソッたれになったンだが」

一方通行「てめェ自身のやった事に気遣ねェ方が幸せだったのかもしれねェよな?」

上条「……なぁ一方通行。それは――分からないよ」
以下略



340:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/14(月) 12:57:42.94 ID:Q0LxgS/b0
――車で移動中

芳川「――で?どこまで行けばいいの?」

上条「……どうしよう?」
以下略



341:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/14(月) 12:58:45.94 ID:Q0LxgS/b0
バードウェイ『とある実験で作った「ワクチン」で「木原数多」を消した所、「俺は工山じゃない!」と言い始めた』

上条「また随分乱暴な方法を――工山じゃない?」

バードウェイ『私に聞かれても分からんよ。記憶が混濁しているか、錯乱しているのか、その両方なのかも知れない』
以下略



342:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/14(月) 13:00:37.80 ID:Q0LxgS/b0
――貸倉庫 昼

 窓もなくモニタの光だけが光源となっている、ガランとした空間。
 荷物が天井近くまで重ねられていてもおかしくないのだが、あるのは数人の人影と机だけ。

以下略



343:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/14(月) 13:02:24.11 ID:Q0LxgS/b0
 何重にも架せられている鍵を。電子にも強固な戒めを事もなく引き千切り、動力を切った扉を軽々とこじ開ける。

工山「『遅かったじゃねぇか、ヒーローさんよぉ』」

上条「……そうだな。それはまぁ、認めるよ」
以下略



344:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/14(月) 13:03:21.73 ID:Q0LxgS/b0
――倉庫

円周「『ヒャィィーハァッ!絶望しなぁ、「幻想殺し」さんよおっ!』』

 木原円周の姿と声を使い、簒奪者は高らかに謳い上げる。
以下略



345:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/14(月) 13:05:06.24 ID:Q0LxgS/b0
円周「『面倒臭ぇな。人間ってのは色々な記憶を憶えてんだよ。勉強した内容だけじゃなく、朝飯とか日常会話とかな』」

円周「『そういった細々とした記憶まで残すのは無駄だろ?』」

上条「『インストール』した連中も、か?」
以下略



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