過去ログ - バードウェイ「ようこそ、『明け色の陽射し』へ」 〜断章のアルカナ〜
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396:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/22(火) 11:06:39.78 ID:1k+vy+yM0
バードウェイ「私は君と初対面なんだが、そこら辺の整合性はどうなっているんだ?」

円周「『どぉもなってねぇよ。ただこのガキが「木原数多ならこう言う、こうする」ってのをデタラメにやってるだけだ』」

円周「『理屈自体は子供のゴッコ遊び。ただし精度は極めて高い』

円周「『ガキも知らない――通常は必要ない膨大なデータをストレージに保存し、適宜読み込む』」

円周「『肉体スキルに関してはほぼ100%再生出来るってぇ代物だぁな』」

バードウェイ「その代償に脳の魔改造が妥当とは思えんが――まぁいいさ。それよりも聞くがね」

バードウェイ「――『木原円周はエリスのクローン』だな?」

円周「『……根拠は?』」

バードウェイ「明確な返答ありがとう、木原数多。君に――今の君に何を言っても憶えていないだろうが、探偵役として最後の義務を果たそう」

バードウェイ「まず円周は幼い頃に誘拐された。しかし誰も助けはしなかった。何年もの間だ」

バードウェイ「狂犬よりも狂っている君達にしては、少々おかしな対応だとは思わないかな?」

円周「『一族同士の繋がりは薄いんだよ。別に珍しいこっちゃねぇ』」

バードウェイ「では次にコイツが『木原が足りない出来損ない』なんだったな?」

バードウェイ「ならば何故、この歳まで誰にも害されずに育ってきた?『木原』を植え付けられてもおかしくない筈だろう?」

バードウェイ「『善悪を判断しないバケモノ』ってのは、裏を返せば『誰も教えてやらなかった』状態なんだ」

バードウェイ「物好きの木原の誰かが、そこら辺を踏まえて『教育』してもおかしくはないのに」

円周「『俺が引き取って育ててた、っつーかぁ『学習装置』で頭ん中弄ったのは俺ですけどぉ?』」

バードウェイ「それも実は伏線なのだろう?ある程度――そうだな、エリス・オリジナルと同じ歳まで育ててから、クロムウェルに何かの実験名目で引き渡す」


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