過去ログ - バードウェイ「ようこそ、『明け色の陽射し』へ」 〜断章のアルカナ〜
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434:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/22(火) 12:17:39.02 ID:1k+vy+yM0
――半崩壊したアパート

バードウェイ「それにしてもアレだな、私が居ない間に随分とシケた顔をするようになったじゃないか」

バードウェイ「つーか一人欠けた後に早速一人補充しようとするとは、中々大物ではある」
以下略



435:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/22(火) 12:19:29.36 ID:1k+vy+yM0
――XX学区 路上

バードウェイ「ここまで来れば大丈夫だろう」

上条「……本当に?それ映画の世界だと死亡フラグだけど」
以下略



436:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/22(火) 12:22:35.95 ID:1k+vy+yM0
バードウェイ「あの魔術師は私達の方で始末をつける。君は『他の連中に累が及ばないか?』と案じているのだろうが、それはない」

バードウェイ「奴が人攫いする時には必ず魔術を使う。というか使わざるを得ない。子供であろうが、人一人を運ぶのは困難だからな」

バードウェイ「我々はそれを探知して的確に攻撃する――というか、して見せた」
以下略



437:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/22(火) 12:24:24.09 ID:1k+vy+yM0
バードウェイ「魔術結社だなんだと言ってはいるが、その実態はマフィアと変わらん」

バードウェイ「名誉と闘争、表沙汰にならない歴史の表面下での戦争は当たり前だ――事実、連中を一度壊滅させたのは私だしな」

上条「……」
以下略



438:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/22(火) 12:25:49.32 ID:1k+vy+yM0
バードウェイ「涙が出る程有り難い話をありがとう、上条当麻君。だがね、こうも考えて欲しいんだ」

バードウェイ「『魔術結社へ復讐しようとする男を、学園都市製の能力者の力を借りて倒した』と」

バードウェイ「我々は業界から笑い物にされるだろうね、確実に」
以下略



439:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/22(火) 12:27:16.31 ID:1k+vy+yM0
バードウェイ「……例えばの話。自分のミスから2万人近い命を生み出し、1万人が殺されたとしよう」

バードウェイ「どう足掻いても、逆立ちしたって勝てない相手に死をも恐れずに立ち向かっていった」

バードウェイ「それは何故だ?どうして彼女はその選択肢を掴んだんだ?」
以下略



440:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/22(火) 12:29:34.35 ID:1k+vy+yM0
――XX学区 路地裏の路地裏

上条「――って遅いなマーク。渋滞にでも巻き込まれてんのか?」

バードウェイ「そうだなぁ、時間帯で言えば混み合う――待て待て、違うだろ、そうじゃないだろ」
以下略



441:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/22(火) 12:31:19.31 ID:1k+vy+yM0
バードウェイ「だから貴様が出る幕は――」

上条「いやいや、そうじゃない。違うんだバードウェイ」

上条「俺がお前の味方するってのはそう言う事じゃなくてだ」
以下略



442:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/22(火) 12:33:28.32 ID:1k+vy+yM0
――XX学区 路地裏の路地裏

バードウェイ「……ぅ、うん。まぁまぁ?なんだ、そのいいんじゃないか、たわしとしては」

上条「噛んでるよ?」
以下略



443:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/22(火) 12:35:58.94 ID:1k+vy+yM0
バードウェイ「とてもとても大切なもので、掛け替えが無くて――」

バードウェイ「――私が居なくなって、初めて気づいた、とか言うんじゃないだろうな?」

上条「……あぁ、その通りだ」
以下略



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