過去ログ - バードウェイ「ようこそ、『明け色の陽射し』へ」 〜断章のアルカナ〜
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[saga]
2013/10/30(水) 12:21:15.83 ID:ZbrusG1n0
――輸入洋品店
バードウェイ「お邪魔するよ」 カランコロンッ
上条「おいっ!こんな高そうな店で買えないよっ!つーかスーパーでも苦しいぐらいなのに!」
店員「これはこれはボス。ようこそおいで下さいました」
バードウェイ「世話になる。爺は来ているな?」
店員「えぇ、こちらへどうぞ」
上条「顔馴染みの店?……あぁこっちのに来るのも三回目だっけ」
バードウェイ「そうではないよ。ここは『明け色』傘下の店だ」
上条「お前ら店まで経営してんのかっ」
バードウェイ「違う違う。ブリテンに本店があって、ここはその支店」
バードウェイ「ある意味アイルランド人と同じで、生活互助会みたいなものさ」
上条「宗教みたいなもん?」
バードウェイ「というか不思議に思わないかね。これだけデカい科学の街に、魔術結社の一つや二つや三つ、潜り込んでない方が不自然だ」
上条「……いいのかなぁ、これ」
バードウェイ「とはいえ、別に何か工作をしている訳でも、イリーガルな諜報活動をさせている訳でもない」
バードウェイ「たまたま、偶然にも、神の気紛れにより、我が結社の構成員の店があっただけの話」
上条「もしも誰かが捕まったら?」
バードウェイ「個人でした事だ。結社とは関係ない」
上条「ブラック企業じゃねぇか!?」
バードウェイ「ブラックロッジだよ?」
上条「うん、知ってた」
老人「『……ようこそおいで下さいました、レイヴィニア様』」
バードウェイ「『ご苦労。待たせたな』」
老人「『とんでも御座いません。この爺、お嬢様のご命令とあらばどこへでも馳せ参じますぞ』」
上条(見るからに職人って感じの人。仕立て屋さんなんだろう)
上条(てか会話内容は英語だから、半分ぐらいしか理解出来ない……頑張らないと)
老人「『何でもキャベツ野郎と抗争中だとか。ここは私が「鉄血の腕(アイアンブロウ)」にてお助け致します!』」
バードウェイ「『年寄りの冷や水だ、自制しろ』」
老人「『ですがお嬢様!』」
バードウェイ「『お前に何かあっては曾孫と私が悲しむ』」
老人「『……口がお達者になりましたなぁ』」
バードウェイ「『あとキャベツ野郎ではなく、その子孫だな。自称だし、コーカソイドには違いないだろうが』」
上条(キャベツがどうこうって……あぁ、今晩の献立か何か?)
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