過去ログ - バードウェイ「ようこそ、『明け色の陽射し』へ」 〜断章のアルカナ〜
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55:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/10(火) 10:56:45.81 ID:CtzfR8YD0
――某マンション

黄泉川「だーかーらっ醤油をきらしただけじゃんか?つか別に毎日使うもんじゃなし」

黄泉川「つーコトで今日はビーフシチューに決まってるじゃんよ」

一方通行「違ァンだよ!そうじゃねェェンだよ!お袋の味は肉ジャガに決まってンだろォが!」

黄泉川「いやー、ウチのかーちゃん肉ジャガばっか得意じゃんか?だもんでいい加減ウンザリしてるんじゃん」

黄泉川「醤油とみりんは好きだけど、月一ベースで食うようなもんじゃないじゃん?」

一方通行「お前のかーちゃンなんざ知らねェよ!俺は肉ジャガが食いたいつってンだァ!肉ジャガが!」

芳川「作ってあげればいいじゃない、『肉ジャガガ』。大人げないわよ?」

黄泉川「いやあたしは飽きたって言ってるじゃん?あと、おかんの手料理思い出して凹むじゃんし」

打ち止め「おいしくなかったのー、ってミサカはミサカはちょっとだけ表現を曖昧にしてみたり!」

一方通行「決まってンだろうが。じゃねェとここまでビーフシチューに拘る意味が分からねェし」

芳川「その理屈で言うんであれば、あなたがビーフシチューへの拘りも同じって事になるけど」

黄泉川「いやーおかんのメシは美味いじゃんよ?そうじゃなく、実家の雰囲気が苦手じゃん」

一方通行「ンだァ?俺みてェに捨てられた訳じゃァねェだろうが」

芳川「逆よ、逆。娘さんが可愛くて仕方がないらしくてね」

黄泉川「あ、こら!」

芳川「地元の有力者の一人息子とか実業家とか、事ある度にお見合いの話が出て来るんだって」

打ち止め「結婚!人生のハカバだよねーっ!ってミサカはミサカはウンチクを語ってみたり!」

一方通行「実家と気まずいからって、カーチャンの得意料理敬遠するなンざ、子供か」

黄泉川「……割と辛いじゃんよ。マジでマジで」


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