過去ログ - バードウェイ「ようこそ、『明け色の陽射し』へ」 〜断章のアルカナ〜
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644:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/11/26(火) 11:32:07.29 ID:V/3l3D3R0
ステイル「だからなるべく君は早く決めて欲しい……ま、これは僕の意見だけど」

ステイル「こっちに残るのだっていいだろう。たかだか君程度の凡庸な魔術師一人、僕達が抹殺してやる義理もないさ」

ステイル「それにどっかの東洋人を突いたら蛇が出そうだしね。それも内外から」

ステイル「ただし、決めるのであれば早々に頼む。後釜を探さなきゃいけないだろうし、来もしない援軍を頼りにするのはバカげている」

シェリー「いいのか?ババアの代わりにそんな事言っちまって」

ステイル「僕みたいな不真面目な人間を寄越す時点で、展開は読めているんだろうさ」

ステイル「もしも本腰入れて連れ戻すんだったら、シスター・オルソラ辺りを事件に巻きこんで、『帰って来ざるを得ない状況』を作る」

ステイル「それをしないって時点で、君には選択肢が用意されてるのさ――おっと」 ピッ

シェリー「忙しいってりは本当みたいね」

ステイル「いやこれはあのバカが買い物を終わってこっちへ来てる、って合図だよ」

シェリー「幾ら『人払い』した所でガイジン二人は目立つよなぁ。特にバカデカいヤツが」

ステイル「そうかもね。ハイファッションのモデル服着てるのと一緒にいれば、ね」

シェリー「ってか隠れて伝える必要は無ぇんじゃねぇのか、そもそも。禁書目録も帰省中だし、ふつーに顔出しゃいいじゃねぇか」

ステイル「……言っておくけど、君が今寝起きしている相手は、僕たちが問答無用で攻撃しろって言われてる相手だからね?」

シェリー「そうは見えねぇよなぁ」

ステイル「……それは見解の違いだよ――じゃ」

シェリー「あぁ」

……

上条「――あれ、今誰か居なかった?」

シェリー「居ないわよ?ニコチン中毒のバーコード入りヤサグレ赤神父なんて、どこにも」


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