過去ログ - バードウェイ「ようこそ、『明け色の陽射し』へ」 〜断章のアルカナ〜
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813:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/07(火) 12:57:06.37 ID:oWowqeUX0
上条「……待て待て、どんだけ凄いんだその霊装。過去改変だぞ?」

バードウェイ「オティヌスの『槍』も大概だと思うがね。あぁ」

バードウェイ「そんなに助かったのが不服なら、今から北極へ戻って埋めてやろうか。どれ」

上条「すいませんでしたっ!ですからその物騒な銃はしまって、ねっ!?」

上条「……いやいや、今ちょっと思ったんだけど」

上条「アレっつーか、北極まで跳んだ時には『死者の書』使ったって事だよね?」

バードウェイ「当然だな。他の方法もないではないが、それが一番手っ取り早かった」

上条「つまりお前は、『最初っから「死者の書」の正式な並び順を知っていた』……?」

バードウェイ「『知らない』と言った覚えはないよ?」

上条「って事は何かっ!?余裕で『笛吹男』も瞬殺出来たんじゃねぇかっ!」

バードウェイ「『原典』はな。使う度に異世界の知識が流れ込み、術者の命を奪うんだよ」

上条「え、それじゃ」

バードウェイ「魔力を掠め取られた状態で使おうとすれば、良くて術者が発狂。最悪暴走して周囲一帯が虚無に呑み込まれかねない」

バードウェイ「強いが故に使いづらい訳だな、うん」

上条「それを言われると……んー」

バードウェイ「そ、それにだな。いくら『アレ』であるとしても、時間遡航制限はまだあってだな」

上条「……どんな?」

バードウェイ「『術者の身内にしか効力を発揮出来ない』、って」

上条「ふーん?……え、って事はつまり」

上条「でもそれおかしくないか?黒バードウェイがお前の娘なんだろ?」

バードウェイ「可能性としてはパトリシアかもしれんがね。魔術を使っていれば十中八九間違いない」

上条「それで介入したのは、お前にじゃなく俺だったんだよな?意識か何かを跳ばし――」

上条「……」

上条「……あるぇ?つーことはだ。つまりあの黒バードウェイは」

バードウェイ「『お前』ではなく『私達の』が正解だな、うんっ」


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