27:以下、新鯖からお送りいたします[saga sage]
2013/09/03(火) 11:32:35.28 ID:476S2hYe0
ことり「でも、もしあのことがなかったとしても、きっとアイドルはやめていたと思う……。みんなからちやほやされていても、いつだって一人、ずっと孤独……」
にこ「……」
ことり「たぶんことりには、アイドルは向いてなかったんだと思う」
28:以下、新鯖からお送りいたします[saga sage]
2013/09/03(火) 11:36:04.85 ID:476S2hYe0
ことり「え……?」
にこ「ニコと二人で、もう一度やろう。一緒に、アイドルをやろう」
ことり「な、なに言ってるの?にこちゃん」
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2013/09/03(火) 11:40:40.64 ID:476S2hYe0
ことり「……にこちゃん」
にこ「……?」
ことり「ありがとう。落ちぶれて仕事のなくなったことりに、声をかけてくれて」
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2013/09/03(火) 11:47:50.20 ID:476S2hYe0
―同じ頃。
凛「真姫ちゃん真姫ちゃーん!」
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2013/09/03(火) 11:49:36.68 ID:476S2hYe0
真姫「はぁまったく……私だってそれほど暇なわけじゃないんだからね」
花陽「久しぶりだね、真姫ちゃん」
真姫「あ……ひさしぶりね、花陽」
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2013/09/03(火) 11:50:57.71 ID:476S2hYe0
凛「『継がなきゃいけない』って言い方をするってことは、真姫ちゃんには他にやりたいことがあるの?」
真姫「べ、別にそういう訳じゃ……。だって、もうそれはずっと前から決まっていることだし……」
凛「でもそれは真姫ちゃんが決めたわけじゃないにゃー?」
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2013/09/03(火) 11:53:24.12 ID:476S2hYe0
花陽「えっ?」
真姫「今もアイドルの追っかけをやってるみたいだけど、それで満足なの?」
花陽「え……えっと」
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2013/09/03(火) 11:54:17.35 ID:476S2hYe0
凛「そうなのかにゃー……?」
真姫「私はね、子供の頃からいつもこう教えられたの。成長するということは、そのたびに何か大切なものを失うことなんだ、って……」
花陽「……!」
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2013/09/03(火) 11:55:22.51 ID:476S2hYe0
真姫「……え?」
凛「どうしたにゃ?」
花陽「ほら、この曲……」
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2013/09/03(火) 11:56:34.76 ID:476S2hYe0
花陽「にこちゃんの曲とかも、チェックしてないの……?」
真姫「そんな暇はないわよ。今流れてる曲だって、花陽に言われなかったら、きっと気づいてなかったわ」
凛「ほんとかにゃー?」
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