32:以下、新鯖からお送りいたします[saga sage]
2013/09/03(火) 11:50:57.71 ID:476S2hYe0
凛「『継がなきゃいけない』って言い方をするってことは、真姫ちゃんには他にやりたいことがあるの?」
真姫「べ、別にそういう訳じゃ……。だって、もうそれはずっと前から決まっていることだし……」
凛「でもそれは真姫ちゃんが決めたわけじゃないにゃー?」
33:以下、新鯖からお送りいたします[saga sage]
2013/09/03(火) 11:53:24.12 ID:476S2hYe0
花陽「えっ?」
真姫「今もアイドルの追っかけをやってるみたいだけど、それで満足なの?」
花陽「え……えっと」
34:以下、新鯖からお送りいたします[saga sage]
2013/09/03(火) 11:54:17.35 ID:476S2hYe0
凛「そうなのかにゃー……?」
真姫「私はね、子供の頃からいつもこう教えられたの。成長するということは、そのたびに何か大切なものを失うことなんだ、って……」
花陽「……!」
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2013/09/03(火) 11:55:22.51 ID:476S2hYe0
真姫「……え?」
凛「どうしたにゃ?」
花陽「ほら、この曲……」
36:以下、新鯖からお送りいたします[saga sage]
2013/09/03(火) 11:56:34.76 ID:476S2hYe0
花陽「にこちゃんの曲とかも、チェックしてないの……?」
真姫「そんな暇はないわよ。今流れてる曲だって、花陽に言われなかったら、きっと気づいてなかったわ」
凛「ほんとかにゃー?」
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2013/09/03(火) 11:57:21.20 ID:476S2hYe0
花陽「ふふ……」
凛「……まったく、真姫ちゃんは子供だにゃー」
真姫「な、何よ……?」
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2013/09/03(火) 11:58:02.75 ID:476S2hYe0
花陽「真姫ちゃんがそうやって応援してくれてるって聞けば、にこちゃん、きっと喜ぶと思う。だから……」
凛「たまには会いにいってあげたらどうにゃ?」
真姫「わ、私は……。だ、大体、向こうだって忙しいだろうし……」
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2013/09/03(火) 12:13:48.11 ID:476S2hYe0
―数時間後。
真姫「……にこちゃんの家まで来ちゃった……」
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2013/09/03(火) 12:14:38.20 ID:476S2hYe0
にこ「久しぶり……ね……」
真姫「そうね……。久しぶり……」
にこ「……」
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2013/09/03(火) 12:15:53.58 ID:476S2hYe0
にこ「ちょっと散らかってるけど……。お茶入れるから座って待ってて」
真姫「あ……。ほ、本当にすぐ帰るから」
真姫(にこちゃんの家で二人きりなんて、初めて……かな……)
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