38:以下、新鯖からお送りいたします[saga sage]
2013/09/03(火) 11:58:02.75 ID:476S2hYe0
花陽「真姫ちゃんがそうやって応援してくれてるって聞けば、にこちゃん、きっと喜ぶと思う。だから……」
凛「たまには会いにいってあげたらどうにゃ？」
真姫「わ、私は……。だ、大体、向こうだって忙しいだろうし……」
39:以下、新鯖からお送りいたします[saga sage]
2013/09/03(火) 12:13:48.11 ID:476S2hYe0
―数時間後。
真姫「……にこちゃんの家まで来ちゃった……」
40:以下、新鯖からお送りいたします[saga sage]
2013/09/03(火) 12:14:38.20 ID:476S2hYe0
にこ「久しぶり……ね……」
真姫「そうね……。久しぶり……」
にこ「……」
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2013/09/03(火) 12:15:53.58 ID:476S2hYe0
にこ「ちょっと散らかってるけど……。お茶入れるから座って待ってて」
真姫「あ……。ほ、本当にすぐ帰るから」
真姫（にこちゃんの家で二人きりなんて、初めて……かな……）
42:以下、新鯖からお送りいたします[saga sage]
2013/09/03(火) 12:16:38.16 ID:476S2hYe0
真姫「え……？」
にこ「ずっと、顔も見せなかったくせに……」
真姫「だ、だからちょっと近くまで来たから、よ、寄ってみただけよ」
43:以下、新鯖からお送りいたします[saga sage]
2013/09/03(火) 12:17:56.94 ID:476S2hYe0
にこ「大学卒業して、医者になって、親の病院継ぐつもりなの？って聞いてんの」
真姫「そ、それは……。もちろん、そのつもりよ。ずっとそのために勉強してきたんだし……」
にこ「今でも、歌は続けてるんでしょう？」
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2013/09/03(火) 12:18:46.29 ID:476S2hYe0
にこ「別に。……つまらないこと聞いて、ごめん」
真姫（どうしたのかしら、にこちゃん。やっぱり、何だか疲れてるみたい……）
にこ「……何よ。ニコの顔になんかついてるの」
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2013/09/03(火) 12:19:29.23 ID:476S2hYe0
真姫「え？」
ﾄﾞｷﾝ
にこ「……」
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2013/09/03(火) 12:20:04.43 ID:476S2hYe0
真姫「わ……忘れるわけないじゃない」
にこ「でも、ちゃんと思い出には蓋をして、今は自分の道を歩いてる」
真姫「そ、それは……」
47:以下、新鯖からお送りいたします[saga sage]
2013/09/03(火) 12:20:43.05 ID:476S2hYe0
真姫（もしかして）
真姫（もしかして、にこちゃんは私を必要としてるの……？）
真姫（歌を続けているかなんて聞いたのは、私に隣で歌って欲しいから……？）
48:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/03(火) 12:22:16.21 ID:476S2hYe0
にこ「……どうしたの？真姫。ぼーっとして」
真姫「え？あ、いえ、な、何でもないわ」
にこ「……」
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