過去ログ - オルオ「俺もリヴァイ兵士長みたいになりてぇなー」
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1:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/03(火) 18:25:13.18 ID:NzlgymzSo
ペトラ「ん……? ごめん、なんて?」

オルオ「だから、リヴァイ兵長だよ。すっげぇカッコイイよなリヴァイ兵長!」

ペトラ「リヴァイ兵長? って確か……」

オルオ「は? オイオイ、お前兵士のクセにリヴァイ兵長も知らないのかよ!」

ペトラ「むっ……私だって話くらい聞いたことあるよ。すごく強いんだよね?」

オルオ「バカお前、強いなんてもんじゃねぇよ! 
    目にも止まらぬ速さで瞬く間に巨人をばったばったと……」

ペトラ「オルオは見たことあるの? 兵長が戦うとこ」

オルオ「……ねぇけど……」

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2013/09/03(火) 18:28:21.25 ID:NzlgymzSo
ペトラ「やっぱりないんじゃない。人から聞いた話を自慢げに語っちゃって、馬鹿みたい」

オルオ「うるせぇな! 良いか、俺は卒業したら調査兵団に入って、リヴァイ兵長に仕える!
    そんで間近であの人の戦いを見るんだ! 
    そしていつか、兵長の右腕と呼ばれる男にまでなってやるんだからな!」
以下略



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2013/09/03(火) 18:30:56.00 ID:NzlgymzSo
オルオ「だっ……誰が夫婦だって!? そんなんじゃないんだが!? バ、バーカ!」

ペトラ「そうだよ、なんでオルオなんかと! こんな老けてる顔イヤだよ!」

オルオ「それを言うなよお前……」
以下略



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2013/09/03(火) 18:36:12.40 ID:NzlgymzSo



俺は、リヴァイ兵長に憧れてた。
まず、新しく兵士長に任命された男が異常に強いらしいという噂が広まり……
以下略



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2013/09/03(火) 18:42:32.72 ID:NzlgymzSo
オルオ「――ふんッ!!」

訓練兵1「あぁ、くそ! またオルオかよ!」

訓練兵2「お前憲兵団行かねぇんならもうちょい俺らにも活躍させろよ!」
以下略



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2013/09/03(火) 18:47:55.28 ID:NzlgymzSo
オルオ「くそっ! なら次の獲物を……」

ペトラ「はぁっ!!」

オルオ「今度はお前かよォ!?」
以下略



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2013/09/03(火) 18:52:01.58 ID:NzlgymzSo
……確かに俺の実力は周りの誰もが認める程ではある。
しかし最近、少し面白くないことがある。

ペトラ「ふー、やっぱり立体機動は疲れるね」

以下略



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2013/09/03(火) 18:57:51.30 ID:NzlgymzSo
ペトラ「あれ、そうだった? あんまり意識してなかったけど……。
    っていうか別に早ければ良いってわけじゃないんだからそんなの気にしなくて良いのに」

オルオ「くっ……オイ、ペトラ! 言っておくけどな……!
    最近ちょっと成績伸ばしてきたからって、調子に乗るんじゃないぞ!」
以下略



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2013/09/03(火) 19:03:08.22 ID:NzlgymzSo
グンタ「ははっ、まぁ適当にあしらっておけよ。
    だが確かに最近のお前の成績の伸びはかなりのもんだと思うぞ」

エルド「あぁ。この調子なら上位10人も狙えるんじゃないか?」

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2013/09/03(火) 19:08:39.81 ID:NzlgymzSo
ペトラ「わ、私より、2人はどうなの?
    2人もかなり成績良さそうだけど、もし10位以内に入ったらやっぱり憲兵団?」

エルド「イイヤ、俺達は調査兵団に行くつもりだ」

以下略



11:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/03(火) 19:13:02.48 ID:NzlgymzSo
ペトラ「ふーん……。そっか、実は……うん。私も」

グンタ「! お前も調査兵団に?」

エルド「なんだやっぱりそうじゃないか」
以下略



12:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/03(火) 19:18:18.06 ID:NzlgymzSo
エルド「ん、待てよ。ずっと居たってことは……」

オルオ「オ……オイ、ペトラ! 聞いたぞ! お前……イ、イラっと来るとか言うなよな!」

グンタ「あぁそうか、あれも聞いてたんだよな」
以下略



13:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/03(火) 19:26:15.81 ID:NzlgymzSo
ペトラ「まぁとにかくオルオ? もう変なことで文句言ったりするのやめてよね」

オルオ「わ……わかったよ」

ペトラ「まったく、本当にわかってるんだか……」
以下略



14:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/03(火) 19:31:41.23 ID:NzlgymzSo
ペトラ「ま、まだ決まってなかったのよ、オルオに訊かれた時は」

オルオ「最後に訊いたの昨日だったと思うんだが……」

ペトラ「良いでしょ別に! 迷ってたけど今日決めたの! 何か文句ある!?」
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15:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/03(火) 19:37:34.88 ID:NzlgymzSo
オルオ「しかしあれだ……お前が俺に並ぶなんてことは多分この先ないと思う。
    つまりお前は俺より弱いわけだから、だから、なんつーか……まぁ、うん。
    弱いヤツは強いヤツに助けてもらわないと生きていけねぇよな。だが甘えるんじゃねぇぞ?
    まずはお前がちゃんと自分で出来る努力をしてさ、それでもダメだった時は……あれ?」

以下略



16:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/03(火) 19:41:24.35 ID:NzlgymzSo
そうして俺達は部屋に戻り、消灯された。
しかし俺はなかなか寝付けなかった。
2人の言ってた言葉がずっと頭から離れなかった。

俺の悪い癖?
以下略



17:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/03(火) 19:47:07.48 ID:NzlgymzSo
翌朝、食堂に行くといつもの席にペトラは座っていた。
……見たところ普通だな。
怒ってるようには……イヤ、駄目だ。
謝ることに決めたんだ。

以下略



18:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/03(火) 19:52:18.91 ID:NzlgymzSo
オルオ「お前なら、その……俺に並ぶことくらいは出来るかも知れねぇな……と、
    思い直したからさ……まぁ、なんだ、なんつーか……」

ペトラ「……イヤ、えーっと……」

以下略



19:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/03(火) 19:58:21.30 ID:NzlgymzSo
オルオ「イ、イヤ、それは……エルドやグンタに……」

ペトラ「言われて? ふーん……それで私が怒ってると思って反省したんだ」

オルオ「うっ……ま、まぁそんなとこだ」
以下略



20:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/03(火) 20:24:29.46 ID:bTrEF4qGo
21話見た後だと…
期待


21:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/03(火) 21:02:38.33 ID:NzlgymzSo
――そんなこんなで、ペトラとは無事『仲直り』できた。
あの後一発腹に食らいはしたが、とりあえず一件落着だ。

そして今、俺はペトラを連れて街を歩いている。
その目的は……
以下略



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