過去ログ - 上条「アリサが消えて二ヵ月……」
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34:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/04(水) 01:35:32.68 ID:5SfKjbvI0
彼女のその声を聴いた時、彼はどんな顔をしていたんだろうか。
幸せに顔あ歪んでいたかもしれない
嬉しさのあまり泣き出しそうになっていたかもしれない
ただ、一つだけ言える。彼は彼女の言葉を聴いて、胸の中にポッカリ空いていた穴
その穴が、完全に塞がった。
上条「――アリサッ!!」
喜びのあまり彼は彼女の体を抱きよせようと動く
アリサ「当麻くんっ!」
そして彼女も、それに応えるように、彼女は彼の胸に飛びこむよう動く
そして、二人は抱き合う。
長い、長い時間、二人は抱き合っていた
それは、二ヵ月間、二人の心に空きっぱなしだった穴を埋めるように
それは、二人の心の距離を縮めるように
それは、二人が二度と離れないようにするおまじないのように
それは、二人が結ばれた証のように――
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