過去ログ - 女「せっかくだしコワイ話しない?」
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92:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/08(日) 01:08:57.03 ID:pTcf+OK0O
今日はここまでにします
もしオススメのホラー映画や小説などがあったら教えてもらえるとうれしい
93:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/08(日) 01:14:01.70 ID:pTcf+OK0O
今日はここまでにします
もしオススメのホラー映画や小説などがあったら教えてもらえるとうれしい
94:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/08(日) 02:55:01.51 ID:cDgyFly9o
地の文が多いSSでこんなに引き込まれるのは久しぶりだ
95:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/08(日) 22:35:31.51 ID:pTcf+OK0O
再開します
96:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/08(日) 22:41:19.23 ID:pTcf+OK0O
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どれぐらい液晶の無機質な画面を見ていたのだろうか。
目で追っていた字がかすんで見えはじめたところでワタシはパソコンの画面を閉じて、狭い個室で伸びをした。
97:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/08(日) 22:51:11.77 ID:pTcf+OK0O
イトウさんは午後から通信大学の集中講義があったらしく、ロイヤルホストを出るとあいさつもそこそこに足早に駅へ向かった。
『連絡先の交換をしておこう。
もしなにかあったらおたがいにすぐ知らせられるようにね。
98:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/08(日) 23:01:46.03 ID:pTcf+OK0O
いつの間にかオフィス街は街頭やネオンの夜の衣装をまとっていた。
夜の闇を掻き分けるように歩く人の波が赤信号の前で緩やかに止まる。
99:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/08(日) 23:06:48.22 ID:pTcf+OK0O
いや、実際にはもっと前から誰かに見られているような感覚はあったのだ。
イトウさんと別れてからナゾの視線はずっとワタシにつきまとっていた。
100:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/08(日) 23:19:42.27 ID:pTcf+OK0O
明かりをつけて、テレビのスイッチをいれて隣の部屋に内容がだだ漏れになるぐらいに音量をあげる。
番組の司会者のトークにまぎれてくぐもった電車の音が聞こえてくる。
普段なら鬱陶しいだけの騒音にはじめてワタシは感謝した。
101:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/08(日) 23:25:43.71 ID:pTcf+OK0O
「な、なに.....!?」
次にまたなにか起こるのではないのかと身構える。
心臓が口から飛び出そうなぐらいに暴れていた。
102:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/08(日) 23:32:23.51 ID:pTcf+OK0O
ひざは完全にわらってしまっている。
胸の内側で芽生えた恐怖心が瞬く間にワタシの全身を支配してしまってカラダは金縛りにあったように動かない。
ワタシの金縛りを破ったのはスマホの着信音だった。
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