過去ログ - 垣根「えっ何?俺とセックスしたいって?」
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281:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/11(月) 00:35:36.51 ID:U3AjLR1ho
十数枚のCDを買い、店を出た頃には既に15時を15分ほど過ぎていた。

一方「おい……とっとと着替えさせろ」

垣根の持つ服屋―――というかコスプレショップの袋を一方通行はジッと見つめる。
その紙袋の中には一方通行が元々来ていた服が入っていたのだ。

垣根「似合ってんだからそのままでいいじゃん」

一方「そォいう問題じゃねェだろォが!
    常識のねェオマエにゃ理解できねェだろォが、男が女の格好すンのは非常識なンだよ」

垣根「だからこそ背徳的でそそるんだろうが。馬鹿か」

一方「……。冷静に考えろ。たまに女装するからいいと思うンだよ。
    日常的に女の格好させてもありがたみが薄れると思わねェか?」

垣根「その格好がデフォルトになっても俺は嬉しいぞ」

一方(搦手でも駄目か……)

舌打ちをする一方通行は、早めに授業を終了させた一部の学校に通う学生を睨むような目を向けた。

序列第三位こと超電磁砲の御坂美琴とは違い、他の超能力者は一般人にさほどその姿を知られているわけではない。
序列第一位の一方通行とてスキルアウト等にはそれなりに知られているものの、そこらの学生が顔を見てすぐに第一位だとはわからない。
そもそも、有名人である御坂美琴でさえも通りを普通に歩いている限りには特別注目されるわけではない。
実際のところ人間というのは他人にそれほどの関心を持つ生き物ではないのだ。
が、やはり一方通行は周囲の目を気にしている。
『最強の超能力者一方通行は女装をして興奮するド変態のメスホモ』
等と噂にされるかもしれないのは恐怖以外の何物でもなかった。


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