過去ログ - 垣根「えっ何?俺とセックスしたいって?」
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519:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/22(水) 02:58:35.55 ID:0RYt4bWPo
それは絶望的な台詞。
これまでの力関係を逆転させるような発言。
そんな囁きにさえ今の垣根は快感に震えるしかない。

だが。
以下略



520:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/22(水) 02:59:20.61 ID:0RYt4bWPo
とくん、と一方通行の心臓が不自然に脈打った。

「!?」

体内に異物の存在は見つからない―――いや、ある。
以下略



521:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/22(水) 03:00:22.81 ID:0RYt4bWPo
「大人しく俺に襲われてアヘりやがれ」

一方通行に垣根が手を伸ばした。
あらゆる意味で危険を感じた一方通行は慌ててそれから逃れようとするが、
薬のために体の動きが鈍くなっていて上手く躱せない。
以下略



522:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/22(水) 03:02:11.38 ID:0RYt4bWPo
「これをつけてやろう」

垣根の手にあるのはピンクの布製品だ。
それは数時間前に病院で見たもの―――

以下略



523:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/22(水) 03:03:02.70 ID:0RYt4bWPo
しゅ、と布の擦れる音がした。
既に死にたい気分でいっぱいな一方通行の前に現れたのは例のミニスカセーラー服だ。

「もォ二度と着ねェってンだろ!!」

以下略



524:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/22(水) 03:04:44.76 ID:0RYt4bWPo
引きつり顔の一方通行は垣根が病院で見た夢に出てきた一方通行と寸分の違いも無い格好だった。
だが一方通行が垣根に向けてくる目は全くもって違う。
愛しげな、どこか媚びたような弱々しい目ではなく、呆れと不信と小馬鹿にしたような目だ。
だが、それでこそだと思える。
これでこそ今日まで触れてきた一方通行だ。
以下略



525:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/22(水) 03:05:40.62 ID:0RYt4bWPo
「尿道とか?」

「……あ?」

赤らんだままの一方通行の顔から若干血の気が引く。
以下略



526:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/22(水) 03:06:53.25 ID:0RYt4bWPo
大腸と違い、尿道は液体専用の管なのだ。
それにマドラーなんて物を挿入するとは、あまりにも恐ろしい。
さすがの一方通行とて脅威を覚えるには十分だ。
だが垣根はそんな心情を理解しない。

以下略



527:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/22(水) 03:07:32.51 ID:0RYt4bWPo
「……」

一方通行はマドラーを見つめてごくりを喉を流す。
欲情しているのではなく単純に脅威を覚えているのだ。
あんなものが、人体の穴のうちでも特に敏感な場所に挿入されるなど。
以下略



528:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/22(水) 03:08:18.92 ID:0RYt4bWPo
「一方通行、動いたら中に傷が付くぞ」

一方通行の性器にマドラーを突き立てたまま垣根が笑いかける。
端正な顔立ちの浮かべる笑みは女性であれば誰もが幸福感に包まれるようなものなのかもしれないが、
この状況においての一方通行にとってはただただ殴り飛ばしたい顔でしかない。
以下略



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