過去ログ - 垣根「えっ何?俺とセックスしたいって?」
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/30(日) 22:27:55.71 ID:Ltyc4mJto
喉が涸れるほど声を上げさせられ、……何やらとんでもないことを口走り、
意識が何度も遠のくほどの快感を与えられた。
鈍いだるさが全身を覆っている。
今日は一日ベッドで眠っていたいくらいだった。
こんな場所にいてはいつまでも昨夜の記憶が勝手に脳に描かれ続け、精神によくない影響を与えるように思えた。
「ン?」
気付けばまた己の半身が熱を持っていた。
昨夜は空になるほど吐き出したはずなのに、15という年の彼は回復が早く、それは浅ましく身をもたげている。
「チッ、あの変態のせいで……」
涸れた声で恨み言を漏らして、その手を性器に伸ばす。
こんな場所でやってしまっては垣根にバレるのは間違いないのに、白い少年は止められない。
脳裏に浮かび上がる昨夜の記憶がそれを阻む。
「あいつ、いつか殺す」
ベッドに寝転がったまま性器を擦り上げる一方通行の鼻腔をくすぐるのは枕に残った垣根の匂いだった。
麻薬に脳を侵されるようなその感覚に悪態をつきながら、そのまま果てる。
彼が寝台を這い出すまでに、あと三十分ほどはかかった。
洗濯されていた服を着てリビングに向かった一方通行はテーブルの上に残っていた
万札とメモ書きの存在を見つけた。
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