過去ログ - 垣根「えっ何？俺とセックスしたいって？」
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643:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/10(木) 01:30:57.11 ID:JFt4yxXQo
「精神汚染する代わりに何かを与える魔の書物です。
では、昨日までのおさらいです。いいですか。
あなたは絶対能力進化実験を成功させたい。
しかし被験者一方通行が実験を拒否する原因が現れました。
垣根帝督です。彼は一方通行に対し愛情を与え彼を満たしました」
以下略


644:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/10(木) 01:32:04.68 ID:JFt4yxXQo
全力で突っ込む天井。対して無表情な少女達。

「なんでそんな……そんな発想になったんだ昨日の私は！」

天井はわなわなと体を震わせる。
以下略


645:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/10(木) 01:32:46.39 ID:JFt4yxXQo
「仮にこの馬鹿な計画が成功すれば第一位に殺害される。
お前達はそれに、何も思わないのか？」

天井の言葉に、少女達は答える。

以下略


646:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/10(木) 01:33:43.60 ID:JFt4yxXQo
―――


絶対能力進化計画。
樹形図の設計者の出した絶対能力者の生産方法の遂行。
以下略


647:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/10(木) 01:35:38.06 ID:JFt4yxXQo
「クソ」

一方通行はまだこの話を知らない。
一方通行とデートに行ったあの日見た同じ顔の二人の少女。
ファミレスの店員が御坂美琴のクローンだったのだ。
以下略


648:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/10(木) 01:36:22.84 ID:JFt4yxXQo
誰も傷つけたくないのに二万人を殺すなんてありえない矛盾した話だ。
ならば一方通行が実験に参加することはないはずだ。

しかし垣根はとっくに知っている。
この街が一体どうやって欲しいものを手に入れようとするかなど。
以下略


649:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/10(木) 01:37:35.52 ID:JFt4yxXQo
このままでは無意味に生み出され、殺されてしまうことになる妹達の処理に
反論を試みたカエル顔の医者は生かしたければ自己責任でやれと返されたのだという。

そこで、垣根がカエル顔の医者から頼まれたのは妹達の延命に関してだった。
未元物質を扱った延命―――。
以下略


650:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/10(木) 01:38:21.94 ID:JFt4yxXQo
それに、妹達というのは一方通行の力の向上のための役割のためだけに生きる。
一方通行のためだけに生きる。そんな役を負っているらしい。

それには少々不快感を覚えた。

以下略


651:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/10(木) 01:39:00.17 ID:JFt4yxXQo
一方通行を探しながら、周辺を歩く人々に白髪細身の少年を見なかったかと何度も聞く。
だが誰もが知らないと答えるだけだ。
あんな目立つ風貌の人間、一度見れば忘れないだろう。

この周辺には来ていないのだろうか。
以下略


652:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/10(木) 01:39:27.24 ID:JFt4yxXQo
「どんなお店だったの？」

「んん……ごめんなさい、わかんない。代わりに案内してもいい？」

無垢な表情のまま言う少女。
以下略


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