過去ログ - 垣根「えっ何?俺とセックスしたいって?」
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676:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 01:10:53.69 ID:NiGBtKgCo
「逃げ、―――!!」

今すぐに逃げろと反射的に叫ぼうとすれば、体を押さえつけていた男に後ろから口を塞がれた。
力の限り抵抗しようともがくが、やはり二人組の筋骨隆々な男に敵うはずがない。
どんなに叫ぼうとしても言葉にならない呻き声が漏れるだけだ。
以下略



677:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 01:11:21.71 ID:NiGBtKgCo
「これはこれは第一位様ではありませんか」

スキルアウトの一人が一方通行にいやらしい笑いを浮かべて話し掛けた。
パサついた金髪の男はわざとらしい口調のまま続ける。

以下略



678:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 01:15:31.99 ID:NiGBtKgCo


―――


以下略



679:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 01:18:11.03 ID:NiGBtKgCo
「わかりません、とミサカは困惑します」

「呼吸乱れ、心拍数の増加を感知しました。ミサカ801号はストレス状態にあるとミサカは判断します」

2081号がなぜそんな状態なのか不思議そうな顔をする。
以下略



680:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 01:20:02.99 ID:NiGBtKgCo
―――


「やるなら俺をやれクソ野郎共がぁ!!」

以下略



681:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 01:22:33.72 ID:NiGBtKgCo
「柔らかくてもっちもちしてる! 赤ん坊みたいだ」

「マジかよ」「俺も触る」「おいらも!」

ワイワイと一方通行の周囲に男が駆け寄り、その体を無遠慮に触って行く。
以下略



682:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 01:23:22.23 ID:NiGBtKgCo
「わあ、一方通行お兄ちゃんかわいそう。面白いからこっちでも同じ事しよ?
ていとくんが頑張れば一方通行お兄ちゃんが傷付かなくて済むよ。ねー、みんなもそれでいいよね」

少年の声に、今はそれで勘弁してやんぞー、と当てにならない言葉が返される。

以下略



683:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 01:24:03.68 ID:NiGBtKgCo
垣根がなぜこんなことになったのかは全くもって分からない。
だがそれを追求するのは後でいい。
垣根に手を出されるのを防ぐために、一方通行もまた目の前の男のズボンのチャックを口で開き、その奥の物を咥える。

青臭さとあまりの不快感に吐き気がする。
以下略



684:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 01:24:50.91 ID:NiGBtKgCo
「最強の第一位様は覚えてらっしゃらないだろうが、俺のダチも結構お前に痛めつけられてんだよな。
お前が嘗めた行動した分責任取れや。一生俺らに尽くすって形で」

痛めつけられた?
自ら進んで圧倒的に弱い存在に絡みに行った覚えなどない。
以下略



685:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 01:25:55.56 ID:NiGBtKgCo
奉仕に勤しむふりをしながら、ずっと演算を繰り返していた。
この場に吐き出される不愉快な機械の効果の打開策の算出のために。
多少は自分の意志で能力を振りかざすことも不可能でないだろう位置に来ている。
それでも精密な操作は出来ない。
ろくに防衛能力も無い人間の体など簡単に壊れしまう威力になると思われた。
以下略



686:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 01:26:28.32 ID:NiGBtKgCo
短く息を吐き、周囲の声も体に触れる他人の肌の感触も脳から消し去り、暴力を振りかざすための頭に切り替える。
まさにその瞬間、一帯に撒き散らした未元物質がイレギュラーを感知した。

次の瞬間、
ブオオオオオン! と派手な排気音と共に黒塗りのバイクがその場に突っ込んできた。
以下略



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