過去ログ - 垣根「えっ何?俺とセックスしたいって?」
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709:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/02(金) 01:43:58.60 ID:R6iVB7dno
だが垣根は我に返って天井の襟首に掴みかかる。

「いい加減にしろ!! これ以上ふざけた冗談垂れやがるならマジで殺すぞ!!」

「あばばばばばば」

前後に頭をガクガクを揺さぶって天井を嬲る垣根の腕を少女が握り止める。

「待って下さい! それが事実なんです、とミサカは」

「なおさらタチ悪ぃんだよおおおおおおお!」

そんなバカな話に一方通行まで巻き込まれたのか。
単にあの場で強姦されるどころか拉致されて一生犯され続ける羽目になっていたかもしれないのに。
全力で暴れ狂いたい気分だ。
この施設一帯を瓦礫の山に出来るだけの演算式が脳内に自然に組み上がって行く。

「つーかよォ……なンでそンな発想が出るンだ。狂ってやがる」

怒りを通り越して脱力した顔の一方通行が呟く。

「この男は悪くありません。ミサカが洗脳したのが原因なんです。
……愛し合う恋人同士に愛の試練を与えたくてですね。
だけど実際にあなた方が襲われるのを見ていると胸が苦しくていても立ってもいられなくなったのです。
凌辱はフィクションに限ります、とミサカは学びました」

「オーケェ、何もかも意味が分からねェが実験以前にオマエを殺した方がいいンじゃねェかという事だけは理解した」

引き攣り笑いを浮かべた一方通行が少女に手を伸ばす。
触れただけで人を殺せるその腕で、それはもう慢心の力を込めて彼は全力で拳骨を振り下ろし、鈍い音がその場に響いた。


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