過去ログ - 垣根「えっ何?俺とセックスしたいって?」
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2014/05/02(金) 01:46:17.05 ID:R6iVB7dno
「なあ、オッサン。お前本当はそのガキに死んで欲しくないんだろ」
今度は天井が反応した。
「なぜそう思った」
以下略
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2014/05/02(金) 01:48:11.32 ID:R6iVB7dno
「一方通行。お前はこいつらと話す事はあるか?」
「ねェよ」
「ならいいや。さっさと帰ろうぜ。道なんてすぐ分かるだろ」
以下略
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2014/05/02(金) 01:48:42.51 ID:R6iVB7dno
―――
「ふぅ……やっと帰ってきたな」
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2014/05/02(金) 01:49:09.21 ID:R6iVB7dno
(欲を言えばナース服も欲しかったってとこか)
カエル顔の医者に交渉してみようかと思い始める垣根を、何見てやがる、と一方通行が睨みつける。
「お前のその格好にムラムラしてただけだって」
以下略
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2014/05/02(金) 01:50:11.15 ID:R6iVB7dno
「何で、っても偶然としか言いようがねェな。
近く通ってたら妙な雰囲気がして見に行ったら後はオマエの見た通りだ」
「おいおい、マジかよ」
以下略
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2014/05/02(金) 01:51:35.10 ID:R6iVB7dno
いや、今日はもういいだろう。どう考えても。
昼間は空腹で、どうせ自炊を試みるのであればあまりの分を作り置いてもいいと思っただけで別にそれほど、
「……クソ。面倒臭ェな」
以下略
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2014/05/02(金) 01:52:53.11 ID:R6iVB7dno
「なぁ、一方通行」
「なンだよ」
もはや何度目とも言えないやりとりの後に、垣根は言う。
以下略
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2014/05/02(金) 01:55:21.65 ID:R6iVB7dno
不満げな真っ白い少年。
自身の能力名を名乗り、本来の名前を捨てた彼。
自分の名前を常に自信を持って名乗る垣根とはまさに対極にある。
「……一方通行。名前ってのはアイデンティティだ。周囲と区分する個の象徴。
以下略
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2014/05/02(金) 01:57:39.73 ID:R6iVB7dno
「貧弱な精神とチンコしかねえチビセロリ」
「うぜェ調子に乗ンな」
「乗りまくるわ。なおかつ夜はお前に乗る」
以下略
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2014/05/02(金) 01:59:02.14 ID:R6iVB7dno
もしかしたら、それはずっと欲しかった言葉だったのかもしれない。
「……チッ」
白い少年は舌打ちをする。
以下略
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