46:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/04(水) 19:55:20.68 ID:bKqi92pu0
「ごめん」
「いいえ、わたくしが……」
「ううん、言わせて」
「……」
「もし俺が全く悪くなかったとしても……それでも、やっぱり謝っちゃうんだ」
「……」
「貴音が、大切だから」
愛しているから。
「……」
「だから、貴音を疑いなんてしなかった」
「……」
「つらかったのは確かだけど、きっと理由があるはずだって、信じてた」
「……」
「貴音を、信じてた」
「……」
緊張は、もう蒸散しきっている。
「あなた様」
「うん」
「愛しております」
「うん」
知ってるよ。
「貴音」
「はい」
「愛してるよ」
「ええ」
千年前からの、常識。
もう、震える必要はない。
俺の手が震えるときは、貴音が助けてくれる。
貴音の手が震えるときは、俺が助けてあげる。
これからまた、順番に、ひとつ、ひとつ、積み上げていこう。
もう、焦る必要はないのだ。
ゆっくりと、あじわうように、ボタンを外してゆく……
……
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