5:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/04(水) 18:33:32.41 ID:bKqi92pu0
ことの始まりは二週間程前。
あの日俺は酒に酔っていた。
「ごめんごめん、酔っちゃててさ〜」などというのは体のいい責任回避のための文言であるが、
実際は酒に酔って車を運転すれば親切なおまわりさんにウィンドウをコンコンとやられるし、
もし親切なおまわりさんに遭遇(エンカウント)することが出来ずに、たまたま徘徊していた老人を
パンパーの角でちょいとでも小突こうものなら一生檻(プリズン)の中から出てくることは出来ない。
そもそも、おっさんが昼間ただ道を歩いているだけで事案の発生する時代である。
「酔っていた」などとのたまうのは、「わたしは犯罪者です」と宣言するようなものだ。
超絶へたれを自認する俺にとって、本来それはドラム缶一杯分の酒を飲んだところで
しでかすようなことではないのだが、あの時の俺には心強い味方がいた。
そう、彼らは赤の他人であるはずの俺の言葉に、親身になって耳を傾けてくれた。
俺は彼らに感謝し、彼らが立案してくれた計画に従い行動を起こしたという次第である。
だが、結果として俺はインターネッツに助言を求めた自分自身と、
他人事だと思ってアドバイスと言う名の落書きを好き放題書きやがった連中を激しく恨むことになる。
「あ……ご、ごめん」
「……いえ」
「あ、あのさ」
「……帰りますね」
「……ごめん」
撃沈である。
むしろ出航前に盛大にJI☆BA☆KUしたと言った方が正しいだろう。
誰だ「それはお前から手を出してもらいたくて待ってんだよ気付けks」とか言った奴。
おかげで俺は、貴音から世界の終わりを目の当たりにしたかのような目で見られたぞ。
俺がネットに強い弁護士だったら開示を請求してるところだ。
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