過去ログ - 女勇者「魔王だけど勇者になってみた」
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46:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/06(金) 22:49:59.62 ID:E6U3pWgp0
風王「あら、そう。なら、なんで人間のお仲間なんて連れてるの? 色々面倒じゃない?」

勇者「それは、ここで死ぬ君が知っても意味のないことだ」

風王「上等じゃない! やってみなさいよ! 下級魔族が!!」

勇者「我、悠久の時をたゆたいし汝等に誓う……」

風王「契約真言(リアクト・ワード)? あらかじめ詠唱しときなさいよ! 風 月 輪!」

勇者「……」クイッ

ゴォォォォォォォ

風王「生意気に風の結界なんて張っちゃって!」

勇者「眼前の敵を打ち砕く刃を与えよ!」ブォォォォン

風王「くっ、詠唱を終えたか! (ちっ、途中の詠唱が聞こえなかった……)」

風王「でも、光の剣?(いや……違う……もっと異質な……)」

勇者「……」ボタボタ

風王「とんだ欠陥魔法ね、持ち手から血が出てるじゃない!」

勇者「……」ヒュッ

風王「ふん。どこを狙って……」

 ズバッ

風王「えっ?」ブシャァァァ

勇者「禁術。私たち矢尾族の間でのみ受け継がれてきた、禁断の魔法。……って、もう聞いてないか」

風王「」シーン

勇者「ええと、確かここの担当は、戦士にしてあったかな……」

使い魔「キー! キー!」

勇者「あ、ちょうどいいところに。見ての通りだ。魔王城に伝言してね」

使い魔「キー!」

勇者「ふう……商人へのお土産探さなくちゃ」


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