過去ログ - 男「僕の家の雪女」
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10:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/06(金) 21:01:31.00 ID:alkpeGmr0
そう言うと雪女は遠い目をして、話を続けた。

雪女「そこは山よりも涼しく、当時貴重な氷もあり、私はなんとか命を取り留めることができました」

男「それから?」

雪女「ご恩を返させてほしいと頼み込んで、役目を頂いてお屋敷に置いてもらっているのでございますよ、坊っちゃん」

ふふっと笑って僕を見やる。
雪女の髪が少し僕の肩に触れて、背筋に悪寒が走る。


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