過去ログ - 【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 Part.9【アラフォーマーズ】
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959: ◆rVyvhOy5r192[saga]
2013/09/11(水) 01:19:25.24 ID:FQRAtPn/o

京太郎「さて……と」


 宮永咲、宮永照とは同卓できない。

 これは言うまでもない。京太郎の臨む形とならないし、彼女らとの約束もある。


 夢乃マホも、除外される。

 彼女は確かに強力なジョーカーカード。彼女が居れば、未知の相手とも五分に戦える。

 というかそもそも、未知ではなくなる。

 夢乃マホの前で麻雀を打ったのならば、彼女に、大まかであるが『能力の帰結』を把握される。

 「大体判った」「カメンライド」――これが、マホのオカルトだ。(京太郎が命名)


 原村和も、不可能だ。

 彼女は何者にも揺らがない、デジタルの化身。法の体系。

 その判断力もさることながら、単純な引きも強い。

 オカルト持ち以外で、勝率が高いのは和だろう。彼女はコンスタントに強い。

 だからこそ、駄目だ。

 決定的に京太郎のスタイルと、合わないのだ。

 京太郎は場を見る。山を見る。人を見る。

 京太郎は、対応者だった。相手によって、己を変える。

 変えなければ、勝てないのだ。高打点を生み出す引きがない。真っ直ぐ言っても及ばない。

 近道も含めた遠回りこそが、京太郎の勝利の道。

 だから、原村和との相性は悪い。

 彼女はコンスタントに強いだろう。トータルで強いだろう。

 でもそれの中には、切り捨てられるレアケースがある。

 そのレアケースが、この一戦とも限らないのだ。



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