17:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/09/12(木) 23:50:24.69 ID:d1TghNs8o
「ほンっと、クッソつまンねェ人生送ってンなァ。
なンか趣味とかねェのか? 例えば、本読んだりとかよォ」
「本、ですか。そういえば、研究所に『走れメロス』という本が
18:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/09/12(木) 23:50:50.88 ID:d1TghNs8o
「いきなり、どうしたのですか? とミサカは被験者の精神状態を心配します」
「いやァ、まさかお前らの口から面白れェ冗談を出るとはなァ。
今のは完全に不意打ちだっつゥの、ったく」
19:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/09/12(木) 23:51:24.20 ID:d1TghNs8o
「あの本の中では勝ったのはメロスだ。だが現実はそォとは限らない。
お前らに見せてやるよ、メロスがディオニスに変わる瞬間を。
まァ、とりあえずお前は絶対見れねェけどな」
20:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/09/12(木) 23:54:17.68 ID:d1TghNs8o
今回はここまで
次回の更新は不定期になりそうです、すいません
それではまた
21:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/12(木) 23:57:03.77 ID:1mgOPzZP0
乙
斜め上の展開を期待してるぜ
22:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/09/15(日) 10:16:27.19 ID:3bEkkPSeo
どうも、>>1です。
「俺」と「オレ」
「僕」と「ボク」
「私」と「あたし」と「わたくし」
23:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/09/15(日) 10:16:53.24 ID:3bEkkPSeo
八月一五日 午前九時ジャスト とある路地裏
「ヒャッハッ!」
24:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/09/15(日) 10:17:25.68 ID:3bEkkPSeo
だが、針金のように細い右腕が少女に突き刺さるかのように思えた瞬間
少女はまるで伸縮したバネが一気にはじけるような動きで横合いに飛んだ。
25:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/09/15(日) 10:17:55.55 ID:3bEkkPSeo
「そこで避けるとはなァ、さすがに一万回ぐれェになると
俺の動きとかも大体予測ぐらい出来たりすンのかァ?」
26:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/09/15(日) 10:18:24.78 ID:3bEkkPSeo
「チョイと、荷物検査ってなァ」
そう言いや否や一方通行は鞄を勝手に開けると中身を探り始める。
27:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/09/15(日) 10:19:06.93 ID:3bEkkPSeo
瞬間、少女は勢いよく室外機の陰から飛び出すと
サブマシンガンの銃口を一方通行に向けて一気に引き金を引いた。
ガガガガッ! と凄まじい速さでサブマシンガンから放たれた銃弾は
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