42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/23(月) 18:05:48.03 ID:h+g8cfh7o
待ってる
43:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/09/28(土) 22:17:11.75 ID:Qoaut9tWo
予定より大分遅れましたが投下します
44:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/09/28(土) 22:17:59.97 ID:Qoaut9tWo
八月一五日 午後九時一二分 とある操車場
無数の破片に貫かれ、一瞬の内に見るに堪えない無残な姿と化した少女を見て、
一方通行は口が裂けるほどの勢いで、狂ったように笑い出した。
45:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/09/28(土) 22:18:29.10 ID:Qoaut9tWo
「おォ、すっげェ。大した余興だ」
46:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/09/28(土) 22:20:13.40 ID:Qoaut9tWo
その目線にあったのは、少女と瓜二つの女の死体。
手榴弾の破片を至近距離で受け、頭部が完全に吹き飛ばされ
人間かどうかの区別もつかない程、グチャグチャになった肉片。
47:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/09/28(土) 22:20:58.66 ID:Qoaut9tWo
「えーっと、……何だったけかなァ? あー、……ちょっと待ってろ。
すぐに思い出すから。うーン……その………あァ、そォだそォだ!
闘おうという意思さえ奪う程の絶対的な力を得る為、だったけかなァ」
48:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/09/28(土) 22:21:31.21 ID:Qoaut9tWo
身体を駆け巡る衝動に身を委ね、少女は一方通行に向けてコインを弾いた。
直後、凄まじい勢いで加速されたコインは、オレンジ色の軌跡を描きながら
音速の三倍を超える速度で轟音と共に真っ直ぐと飛んでいく。
49:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/09/28(土) 22:21:59.40 ID:Qoaut9tWo
その先にいるのは、目を覆いたくなる程の凄惨な死体。
もはや人としての原型は消失し、性別の区別も分からないが
元が誰であったかなど、その場に分からない人間はいない。
50:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/09/28(土) 22:22:27.62 ID:Qoaut9tWo
「……アンタはイカれてる」
「いや、頭が少し良いだけさ」
51:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/09/28(土) 22:22:54.08 ID:Qoaut9tWo
「あァ?」
「それ以上の戦闘は」
52:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/09/28(土) 22:23:20.79 ID:Qoaut9tWo
「ンだよ、ちょっとからかっただけじゃねェか」
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