過去ログ - 梓「いいんですか?夜中まで学校に残ってしまって」澪「ま、まあな」
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以下、新鯖からお送りいたします
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2013/09/08(日) 04:00:11.39 ID:Hjfi+YbQ0
あの七夕の日から数年。N女大へ進学した澪を追うようにN女を受験したわたしは、無事に合格することができた。
澪とは受験期の間ほとんど会うことはなかった。彼女が大学寮に住むことになったからだ。そのことが発覚したときはあの約束が叶うことがない、と二人で落ち込んだものだった。
桜ヶ丘と大学は気軽に通える距離ではない。澪と殆ど逢えず、寂しさを電話に乗せて誤魔化す日々を過ごした。その反動でわたしの大学生活は生身の澪との想い出が大半を占める有様だ。
高校3年生となったわたしは新けいおん部の部長として奔走した。なかなか捕まらない新入部員に焦りが募ったものの、澪が電話越しに応援してくれて冷静になった。
そしてかわいい後輩と出逢い、部活に励み、お別れを告げた。彼女等とは少しして大学で再会することになった。
現在、澪もわたしも無事N女を卒業し共働き生活を営んでいる。社会人としてはまだまだ未熟なだけにお互い給料は少なく、家賃を浮かすため二人でワンルームを借り貧乏生活を営んでいる。
こういう貧乏生活にも澪は憧れていたそうだ。せつない物語の主人公っぽいだとかなんとか言っていたけど、よくわからない。なんだかムギ先輩を彷彿させて面白い。
今、わたしたちは幸せです。そこには揺るぎない愛があるから。
ムギ先輩をはじめHTTや新けいおん部の若葉ガールズのメンバーは皆、それぞれの人生を楽しんでいるようだ。連絡を取り合うと唇が絞まらない。
真っ先に子供を作るのは誰になるだろう。わたしや澪でないことは確かだ。みんなの誰かがおめでたになったら素直にお祝いしよう、フフッ。
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