過去ログ - 男「ハーレムをッ！作りたい！！」
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2013/09/08(日) 04:50:44.46 ID:ECVFcz2C0
ｷﾝｺﾝｶﾝｺｰﾝ
――時間が経つのは早いものだ。
11:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/08(日) 05:05:10.98 ID:ECVFcz2C0
あのあと、友は恋している奴の名前を教えてくれた。
「お前の隣の席の、根暗が好きなんだ」
12:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/08(日) 05:08:08.89 ID:ECVFcz2C0
男「ただいま」
両親は共働き。姉は高校生。
俺以外、家族は誰も居ない空間へとつながる扉を開けた。
13:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/08(日) 05:15:25.84 ID:ECVFcz2C0
テレビをつけると、連続殺人事件だとか不景気だとか、
とにかく暗いニュースが流れていた。
男「はあ……こりゃ ハーレム作るゥ！ なんて言ってらんねーな。」
14:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/08(日) 05:18:16.29 ID:ECVFcz2C0
悩む俺の耳に、着信音が突っ込んできた。
男「誰だ？」
普段ならLINEを使って連絡してくるはずの、友からだった。
15:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/08(日) 05:27:44.79 ID:ECVFcz2C0
友『よお』
男「珍しいな、電話とか」
友『こういうのは、直接話した方がいいと思ったんだ』
16:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/08(日) 05:39:44.23 ID:ECVFcz2C0
友『根暗が好きだってこと……今日、言っただろ？』
男「あ、ああ」
友『それ言ったらよォ……なんかもう、耐えきれなくなって……』
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2013/09/08(日) 05:47:55.86 ID:ECVFcz2C0
友『むしろ明るかった…… 女子って本当、分かんねえよな』
友『こんなに女々しいこと言うなんてありえねえけど……
俺、アイツが好きだった。本当に好きだった。告白したかった』
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2013/09/08(日) 05:51:33.74 ID:ECVFcz2C0
友『頼む。自首してくれ』
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2013/09/08(日) 05:56:14.78 ID:ECVFcz2C0
……事の始まりは昨日の夕方。(でも遡ると長くなるし、書きたくなったら書くので書かない。)
どうして友は、「この事」を知っていたんだろう？
見ていたのか？ それとも知り合い全員が知っている？
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