過去ログ - 霧切「苗木君、貴方には死んで欲しかった」
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以下、新鯖からお送りいたします
[saga]
2013/09/08(日) 12:24:08.88 ID:uss/R0TTo
「霧切さん、これ……」
「触らないで」
自由になった手をかばい、腹部の傷がわずかに痛む
それに顔を歪ませながらも、
私の瞳は苗木君に捉えられたままだった
「……貴方を信じるのが怖かったのよ」
「そのやけどと関係があるの?」
「……裏切られたのよ。信じたモノに。そのせいで私の両手は醜いものになった」
なぜか話してしまう。
止めることできずに、両手のやけどを彼に晒す
「……醜くなんかないよ」
「え?」
「……全然醜くない。霧切さんの過去を教えてくれる綺麗な手だよ」
「綺麗なんて……」
彼は冗談でそういうことを言える人じゃない
それを知っているせいで、言葉が詰まってしまった
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