過去ログ - 霧切「苗木君、貴方には死んで欲しかった」
↓
1-
覧
板
20
25
:
以下、新鯖からお送りいたします
[saga]
2013/09/08(日) 12:57:26.33 ID:uss/R0TTo
抱き合ったままの私達を見られる前に、と、私達は離れた
少し名残惜しかったのは心の中に秘めた秘密
けれど、それもいつかは告げてしまうのかもしれない
「……腐川さん、どうなったんだろう」
「……あっちは十神君たちが何とかしてくれるでしょう」
「怒ってないの? 刺されたのに」
彼の不思議そうな問に、
私は思わず笑ってしまった
「な、なんで笑うの!?」
「ふふっ……ごめんなさい」
だって、そのおかげで私は苗木君との距離を縮められた
怒る理由なんてない。そしてなにより……
「……苗木君」
「なに?」
「私のこと、支えてくれないかしら」
そう言いつつ体を預けると、
「え、う――うわっとと……急に来られると困るよ」
少しよろめいて踏ん張ってくれた
体を支える。心を支える。
含めた意味に彼は気づいてくれるかしら
「ごめんなさい……それでどうかしら」
「うん、支えるよ。僕でよければ……霧切さんの全部を」
即答だった
「ぁ――……」
そのせいで言葉を失った私はきっと――さっきよりもずっと明るく笑っているのかもしれない
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
32Res/19.12 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 霧切「苗木君、貴方には死んで欲しかった」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1378592471/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice