過去ログ - 【Fate/stay night】桜「ライダーの馬、変わった名前ね」
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◆VUVWczQ0wI
[saga]
2013/09/08(日) 21:20:28.80 ID:hkw2fN9Zo
士郎は走った。騎士の元へ。
儀式用の短剣を握り締め、倒れた体に圧しかかる。
セイバー「ぁ……シ、ロウ…………?」
以下略
448
:
◆VUVWczQ0wI
[saga]
2013/09/08(日) 21:21:25.72 ID:hkw2fN9Zo
騎士の体が消えると同時に、刺さった短剣も音を立てて弾け飛んだ。
サーヴァント程の力を消した代償だろう。
士郎は左腕の拘束を締め直すと、倒れる巨人に向かってゆっくりと歩き出した。
以下略
449
:
◆VUVWczQ0wI
[saga]
2013/09/08(日) 21:22:10.58 ID:hkw2fN9Zo
士郎「ライダー、無事か」
その言葉に反応してか、大穴の空いたコックピットから
東方不敗が這い出してきた。
以下略
450
:
◆VUVWczQ0wI
[saga]
2013/09/08(日) 21:23:14.02 ID:hkw2fN9Zo
━━━━ どれ位目を閉じていたのだろう。
一分か、十分か。果ては一時間なのか。
背中から伝わる地鳴りに東方不敗は重い上体をゆっくりと起こす。
以下略
451
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◆VUVWczQ0wI
[saga]
2013/09/08(日) 21:24:02.22 ID:hkw2fN9Zo
黒い炎が燃える祭壇へ辿り着く。
既に聖杯の九割は成り、黒く巨大な杯は大空洞の天蓋に届くほど成長していた。
最初は聖杯に奇妙な模様があると思っていたが、
以下略
452
:
◆VUVWczQ0wI
[saga]
2013/09/08(日) 21:25:25.79 ID:hkw2fN9Zo
焦る気持ちを押さえながら、東方不敗は士郎を探した。
見ると、聖杯から百メートルは離れた場所に、三つの影が集まっている。
その内二つは地面に倒れ伏し、残る一つは聖杯に向かって歩き出していた。
以下略
453
:
◆VUVWczQ0wI
[saga]
2013/09/08(日) 21:26:25.60 ID:hkw2fN9Zo
マスター「……で、二人を預けてお前はどうする?」
士郎の向かっていた先を考えると、
聖杯を破壊しようとしているのは明らかだ。
以下略
454
:
◆VUVWczQ0wI
[saga]
2013/09/08(日) 21:27:26.05 ID:hkw2fN9Zo
マスター「士郎、賭けに乗らんか?」
唐突に東方不敗は話を持ち出す。
士郎「賭け……? そんなのに付き合っている暇は無い。早く聖杯を壊さないと」
以下略
455
:
◆VUVWczQ0wI
[saga]
2013/09/08(日) 21:28:16.89 ID:hkw2fN9Zo
マスター「この金属を取り込めば、DG細胞はまずお前の体を自己修復し始めるだろう」
マスター「それが済めば体を乗っ取りにかかる」
マスター「それまでの間にDG細胞を制御して見せよ」
以下略
456
:
◆VUVWczQ0wI
[saga]
2013/09/08(日) 21:29:31.76 ID:hkw2fN9Zo
マスター「よし。医学的な方法は取れぬ故、荒良治よ」
マスター「まずは何処でも良い。その金属を体に埋め込むのだ」
マスター「後はワシが気でDG細胞を活性化してやろう」
以下略
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