127: ◆1KPUG14X8Fm9[saga]
2013/09/19(木) 13:37:44.07 ID:8kjKRv710
火憐「まあ、それはいいとして、ちょっと話は変わるけど、兄ちゃん」
暦「何だよ」
火憐「暇だからって、どういう事だ? 暇だったら一緒に家に帰って母の日を祝いなよ! そんなんだから兄ちゃんは……!」
翼「待って。火憐ちゃん」
火憐「ん……。その……翼さんには悪いけどさ、私だけじゃなくて月火ちゃんだって怒ってるんだ。お母さんだって兄ちゃんが朝早くから出てったって聞いたら、ちょっと悲しい顔してたんだぜ」
暦「…………あ」
火憐「兄ちゃん、アタシの言う事、どこか間違ってるか?」
暦「……いや、お前の言う事は合ってるよ。悪いのは僕だ。謝る」ペコリ
火憐「うん。素直なところだけは誉めてやる」
暦「生意気な事を言」
翼「駄目よ、阿良々木君。怒るのは良くないって言ったよね?」
暦「……わかった」ハァ
翼「それと、ごめんね、火憐ちゃん。私も知ってはいたんだけど……」
火憐「いや、翼さんは悪くはないよ。だから、謝らなくてもいいけど、ただ……」チラッ
《彼女は今、私が持っている小洒落た紙箱の中の、オールドファッション抹茶、ショコラハニー、ストロベリーホイップフレンチ、ゴールデンチョコレート、しめて503円の行方を……》
《どうしたものか、と、多分、悩んでいる》
135Res/55.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。