51: ◆1KPUG14X8Fm9[saga]
2013/09/12(木) 08:39:56.95 ID:e5x2I9BF0
翼「それじゃあ、紳士な阿良々木君に送ってもらおうかな」
暦「紳士ね……家まで送るぐらいで大袈裟だとは思うけど、まあ、言われて悪い気はしないかな」
翼「ちなみにね、阿良々木君。紳士には三つの意味があってね」
暦「?」
翼「その1、上流社会の人」
暦「うん」
翼「その2、上品で礼儀正しく、教養の高い立派な男性。いわゆるジェントルマンだね」
暦「はあ……」
翼「その3、成人の男性。紳士服だとか、そういったものかな」
暦「それがどうかしたのか?」
翼「阿良々木君の場合、3の成人の男性は明らかに違うよね?」
暦「うん。紳士服ぐらいは着るけど、僕はまだ高校生だ」
翼「次に1の上流社会の人も、まあ、違うよね?」
暦「そうだな。僕は良家のお坊っちゃまという訳でもなければ、リムジンで登下校をしている訳でもない。せいぜいマウンテンバイクだ」
翼「という事は、私は2の意味で……つまり、阿良々木君の事を、上品で礼儀正しく教養の高い立派な男性だと言った事になるよね?」
暦「おい、よせ、やめろ、羽川// 照れるだろ」
翼「もう少し言うなら同音異義語の真摯も、真面目で熱心な事、になるからこれも阿良々木君に合うよね」
暦「誉め殺しとか真面目にやめてくれ// 僕はそんなんじゃあない」
翼「でも、現代ではそこまで紳士という言葉に意味を求めている訳ではないし、むしろ、一種の定型句のような扱いになっているから、そういう事を言われても勘違いしないようにね、阿良々木君」ニコッ
暦「……最後の最後にそれかよ…………」ガクン……
135Res/55.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。