73: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/18(水) 23:44:35.62 ID:VDVabi8/0
……なんか、起こすのに少し気後れしてしまうな。
すやすやと寝息を立てながら眠る桐乃。 そんな桐乃の頬を突付く。
桐乃「……ふひっ」
74: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/18(水) 23:45:28.90 ID:VDVabi8/0
京介「これ面白いな。 はまりそうだ」
桐乃「……んむ」
そして突如、頬を突付いてた手を桐乃は両手で持ち、そのまま口へと入れる。
75: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/18(水) 23:46:35.08 ID:VDVabi8/0
桐乃「……んー。 きょーすけ? はよお」
あまり桐乃の寝起きってのは見る機会が無いからなぁ。 俺が起きると、いっつもこいつは起きていて、飯の用意しているし。
京介「おはよう」
76: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/18(水) 23:47:40.51 ID:VDVabi8/0
桐乃「あ、あんたなに妹の口に指突っ込んでんの……?」
京介「……俺がお前の頬を突付いてたら、お前が急に舐めだしたんだよ」
桐乃「……捏造乙」
77: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/18(水) 23:50:13.49 ID:VDVabi8/0
桐乃「……うわ、すごー」
思わず声が漏れるといった感じで、桐乃は言う。
窓から見えているのは広大に広がる自然と、青空と、端から端まで見渡せそうな景色。 で、雪。
78: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/18(水) 23:50:47.32 ID:VDVabi8/0
桐乃「チョー気持ち良い。 えへへ」
隣に居た桐乃は、そう言うと俺の方を見て、微笑む。
風によって髪がなびいていて、俺は慌てて視線を窓の外に移した。
79: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/18(水) 23:53:17.32 ID:VDVabi8/0
桐乃「うっは! やっぱ外に出ると全然違うね。 空気おいしー!」
黒猫「全く。 あなたは毎回毎回騒がないと気が済まないの?」
桐乃「だってそっちの方が楽しいっしょ! 全力で楽しまないと!」
80: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/18(水) 23:54:08.07 ID:VDVabi8/0
楽しそうに笑う桐乃と、恥ずかしそうにしている黒猫。 その様子を嬉しそうに眺める沙織。
撮る方としても、なんだか楽しくなってくるな。
京介「おっし。 撮れたぜ」
81: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/18(水) 23:55:02.67 ID:VDVabi8/0
桐乃「あ、どーせならさ。 一人ずつも撮ろうよ」
沙織「お。 良いですな。 そうしましょう」
とのことで、一人一人も撮ることになったのだが。
82: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/18(水) 23:56:09.94 ID:VDVabi8/0
黒猫「痴話喧嘩もそこそこにして頂戴。 でも、確かにそうね。 先輩ももっと笑えば良いのに」
京介「お前だってさっき撮った時ガッチガチだったじゃねーか! 人に言える立場かよ!?」
黒猫「う、うるさいわね。 わたしは良いのよ、わたしは」
83: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/18(水) 23:58:41.44 ID:VDVabi8/0
沙織「では、お次は京介氏ときりりん氏で撮りましょう!」
桐乃「……はいはい。 早く撮ろ」
言い、桐乃は俺の腕をぐいぐいと引っ張る。
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